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何度も泣けるけど、勇気をもらえた本でした
7:30am・・・・・今日の波/ヒザ・晴れ

青谷町内の知り合いの方から貸していただいた本を読みました。
泣けました。
だけど、元気を分けていただいた本でした。
本のタイトルは「メイク・ア・ウィッシュの大野さん」
メイク・ア・ウィッシュ
その言葉は、本を貸してくれたMさんからお話を聞くまで知りませんでした。
それは、重い病気(難病)と闘う子供の夢をかなえるボランティア団体。

本の中には、いろいろな子供のお話が紹介されて、それぞれに
感動したり、考えさせられるのですが、僕は、最後の大野さんの
あとがきが一番心に残りました。
それは
「病気が治れば勝ち、治らなければ負け」と思いがちです。
でも、人生には、勝ち負けとは別の尺度がある。
それは、『いま』をどのように生きるか、ということに尽きると思います。
本文より

なんか、この大野さんの「人生勝ち負けの尺度だけじゃない」という言葉に
共感しました。
今の時代、よく『勝ち組、負け組』という区分けをしますが、そんなことより、
どうなふうに今を生きているかの方が大切なんじゃないかな。
僕も、10年以上前に難病になり、まあいろいろ体験して思ったのですが、
病気に勝とうとか、負けていいとか、そんなこと思いません。
中途半端に死なないように、今を生きるだけです。

PS/本の中で、子供の夢をかなえるために協力してくれた会社がいろいろ出てくるのですが、
その中でも、シェラトンホテルの話には感動しました。
また、シェラトンの社員の方の温かい気持ち、こんな会社があるんだな。
詳しく知りたい方は、本を読んでみてください。
なお、大野さんの本の印税は、すべてメイク・ア・ウィシュの活動資金として
使われているそうです。
by cafe_delmar | 2009-10-23 07:56 | デルマー前:波情報