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高校生からの手紙
9:00am・・・今日の波/静かな海・晴れ
朝、いつものように春樹を保育園に送っていった。
車から降りて、教室まで行くのにすごい暑さを感じる。
しばらく、猛暑が続きそう。
泳ぐだけでも、海に入りたいなぁ。
カフェ、今日も元気に営業しています。

高校生からの手紙_f0009169_938623.jpg


先月、地元の高校の課外授業で、高校3年の生徒13人ぐらいと先生がデルマーに取材に来られた。
僕たち夫婦にインタビューという企画でした。
その後、お礼の手紙が届きました。

高校生と話をする機会がふだんなかなかないので、今回会ってみて、
今の高校生の様子が少しわかりました。
僕から見ると、みんなまだ子供で、将来に対する不安が少しあるような感じがした。
ただ、それが当たり前なんだと思う。
いくつになっても、不安なしで生きる方が難しいのではないだろうか。
死ぬまで絶対安心な人生なんてなくて当たり前だ。
反対に、もしそんな絶対安心、安全な人生だったら、おもしろくないと思う。
人生、何があるからわからないから、生きていておもしろいのではないだろうか。

昨日は、中島らもさんの命日だった。
僕の大好きな作家の一人だ。
52歳(2004年)で早く亡くなったが、大阪のアウトローとしての生き方は、すごいかっこよかった。
コピーライター、劇作家、小説家、テレビの脚本家など、その多才ぶりはすごかったが、
同時に、アルコール依存症、躁うつ病をくりかえし、大麻所持で逮捕、獄中生活など。
ふつうじゃない生き方をしたらもさん。

そんならもさんを見て、『他人と違っていいんだよ』という生き方を学ばせてもらったような気がします。
まわりや他人にどう言われようと、自分の生き方を堂々と生きる姿勢。
そんならもさんのようなかっこいい大人に僕もなりたい。
らもさんの著書『今夜、すべてのバーで』吉川英治文学新人賞をとった作品は、
今でも忘れられない良い本だった。

かっこいい大人っていうのは、誰かと同じじゃない、世界中でたった一人の生き方をすることだ。
それは、誰でもできることなんだ。
by cafe_delmar | 2012-07-27 09:43 | デルマー前:波情報