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頭の良い人がすべて勝つとは限らない
8:00am・・・今日の波/クローズ・曇り
北風が強く、寒い朝です。
波は、明日からサイズダウンしそうです。

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東京大学を卒業し、現在はビジネスコンサルタントとして活躍、著書『残念な人シリーズ』
でいくつかのベストセラーを出している山崎将志さんの新書『残念な人のお金の習慣』
を読みました。
この本、今の僕にも勉強になる本でしたが、いちばんのおススメは、これから社会人になる
学生に読んでほしい本ですね。

「仕事の世界では、長所を伸ばすことでしかお金は稼げない。
30点のものを50点にしても1円も稼げない。
でも、80点のものを90点にすると、そこには収益が生まれる可能性がある。」

「長所を伸ばすというのは、子供の精神論だけでなく経済的にも正しい。」

いくつかの会社経営なども成功し、出したビジネス書はベストセラーになり、
コンサルタントとしても活躍している山崎さんだが、それでも失敗していることがある。

それは投資だ。
いわゆる金融商品に関する投資のこと。
著書の中で、自分自身の失敗を正直に告白している。
「ここ10年ほど株式投資を中心に取引を行ってきたが、相当な金額の損を出している。
とてもじゃないが、妻にはその金額を打ち明けられない」
そんな自分自身を振り返り『残念な投資家』であると言っている。
お金は銀行に預けた方がよかった。

この本を読んで、「お金をビジネスで稼ぐ力」と「お金を金融商品に投資して増やす力」
は、いくら頭の良い人でも違う場合もあると思いました。
頭の良さだけでは、すべての勝負に勝つことはできない。

僕も正直に告白しますが、会社員時代に少し株式投資をしました。
最初に少しお小遣いぐらい得して、そのあとはトホホ…。
山崎さんに比べれば、へなちょこみたいな損失ですが、ぼくも『残念な投資家』
でしたね。

やっぱり一番リターンが確実なのは、自分が成長する勉強に投資することですね。
あらためて、山崎将志さんの体験を読んで実感しました。
by cafe_delmar | 2013-03-14 08:30 | デルマー前:波情報