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ある映画を思い出す新聞記事
9:30am・・今日の波/こしはら・晴れ
連休で、井手の海はサーファーさんでいっぱいです。

カフェ、今日も元気に営業しています。

同級生のお母さんにいただいたパズルで遊ぶ春樹。
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難民や移民を乗せた船が転覆事故をたびたび起こしている地中海。
その中には、いつも子供たちが犠牲になっている。
写真は、赤ん坊を抱えて岸に向かうシリア難民。
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9月に入り、毎日のように流れるニュースと新聞記事がある。
僕はこの関連の新聞記事を読むたびに、ある映画を思い出す。
それは、たしか去年に観たブラット・ピット主演の
パニック・ゾンビ映画。

ゾンビになった人間が、まだ普通の人間を襲っていく話。
その映画の中で、高い堀に囲まれたエリアにいる人間たちを襲うために、
その塀を乗り越えようとゾンビたちが群がっていくシーン。

そのシーンが、今シリアや中東・アフリカからたくさんの難民たちが
地中海を渡り、陸路を通り、ドイツやヨーロッパを目指して
逃げていく。
あの映画のシーンのように、難民たちは自分の命を懸けて押し寄せていく。

彼らは人間だ。
映画のようなゾンビじゃない。
命の危険を覚悟してまで、生まれ育った国を捨てて、
安全と自由を求めて家族で逃げるしかない人たち。

僕にも子供がいる。
小さな子供を連れて逃げていく難民たちに、平和な日本で暮らす
僕は、なんか少し心がいつもざわついた気持ちになる。


ただ祈るしかない。
無事に新天地へ行けることを。

平和な日本。
ロケット砲も浴びない、銃でも撃たれない。
難民たちにとっては、ここは天国かもしれない。

遠い国の話だけど、知らないふりをするのは・・・
なんか心がすっきりしない。
by cafe_delmar | 2015-09-20 09:58 | デルマー前:波情報