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1センチでもいいから、毎日、前へ進めば良いことが起きる。
9:00am・・今日の波/コシ前後・くもり
北西のうねりです。

カフェ、今日も元気に営業しています。

☆休みのお知らせ
12月4日(日曜日)から12日(月曜)まで、カフェとペンションを
お休みさせていただきます。
但し、年末年始は営業します。もちろん、元旦も営業します。

カフェのオープンは、朝8時50分からです。
☆大人のサーフィンスクール、受付中。(11月初旬まで)
来年のスクールのスタートは、4月中旬からです。
スクールの方は、温水シャワーが無料で使えます。
40歳以上の方、大歓迎。

レンタルボード&ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)
☆SUP(スタンドアップ・パドルボード)レンタルもあります。

★ペンションは、一日一組限定です。
ビーチまで歩いて1分。
(ランチタイムの11時から15時までは厨房作業のため、電話に出れない場合があります。)

洗濯物を干したり下げたりするのは僕の役割です。
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そろそろサーフブーツをはいた方がいいかな。
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今日から12月。
おかげさまで、今年もなんとかお店を続けることができそうです。
お店に来ていただいた方、ありがとうございます。


日本海、鳥取の海辺の小さな町で、カフェを始めて
11年が経ちます。
たくさん稼ぐことはできませんが、なんとか
お店を続けながら、家族4人で生活できる暮らしを
続けています。

あるとき、知り合いの、ある大手流通の会社の社長から、
立地条件の良くないこの場所で、マスター、
よくお店を始めましたねと笑いながら言われたことも
あります。(^.^)
(ほんとだから、返す言葉もありません)

そうです。
人口も少ない小さな町だし、交通量も少ない前の道路。
観光地でもないしね。

当然、たくさん稼ぐことはできません。
でもね、もともとたくさん稼ごうと思って
お店を始めたわけではないんです。

この場所で、家族で暮らしてゆける稼ぎができて、
年に一度は家族で海外旅行をしたいと思って始めた。
この海辺の町で、ずっと暮らし続けたいと思った。

だからそのために、お金に余裕はないけど
自分に投資した。
たくさんのビジネス書を読んで、
多くの経営&マーケティングセミナーや
商売の研修会などに参加したりした。

少ない休日の時間をつかったり、仕事の時間を
抜けて参加したりした。

それぐらいしないと、そんなに頭が良くない僕は、
できる人から学ばないとわからないから。
お金を払って、うまくいっている人、成功している
人、その方法を知っている人から学び続ける。
(無料で学べることで、ほんとに役に立つこと
なんかないからね)

そこまでやって、やっと生活できるようになれている。
(好きなサーフィンする時間もだいぶ削っています。)

だからね、同じ飲食店をしていて、経営が上手く
いかないんですと言う人がいても、僕は全然同情しません。
だって、休みの日を削ってまで、仕事の時間を使ってまで、
自分に投資して(お金を使って)、経営や商売、
マーケティングの勉強をしている人はいないから。
夜、寝る時間を削ってまで、ビジネス書を読んで
勉強している人はほとんどいないから。

うまくいっている人は、天才以外、勉強して
いる人がほとんどだと思います。

商売は競争ですよ。
なにもしない人より、余裕はなくても学ぶために
お金を使って、寝る時間を削って、休みの日でも
勉強している人が勝つようにできているんです。

サラリーマンのように、休日だから何もしない
の考えで成功できる時代じゃない。

そんなこともせずに、ただ客が来ないと嘆いて
いる人に僕は同情できません。

同情するなら店に来てくれじゃないんだ。
商売人なら、同情される前に倒れる直前
ぐらい学ぶんです。
そうやって、頼まなくても来てもらえるように
努力するんです。
プロのアスリートなら、同情される前に倒れそうに
なるぐらい練習するんだ。

好きなことをやって生きていくという
ことを選んだのなら、
そのぐらいやることは苦しくなんかない。
熱意があれば、人間ある程度までは頑張れる。
それをしないっていうことは、もともと情熱なんて
たいしてなかったということ。

プロサッカー選手として、40代後半の現役最年長選手の
カズさんは、著書にこう書いていました。

17歳の頃、ブラジルで悩んでいた時に監督から、
『考えるだけで止まっている人間はたくさんいる。
お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ。

一気に100メートル進まなくてもいい。
カズ、1センチでいいから前へ進むんだ。
考えるだけではだめだ。』

このカズさんがブラジルで経験した下積み時代の話、
僕のすごく好きな話なんです。

だからね、僕のような凡人は、いっきにうまくいくことは
できないかもしれないけど、毎日ちょっとね、1センチでも
いいから前に進めば、良いことが必ず起こると、僕はそう
信じています。

参考文献
「やめないよ」三浦知良著 新潮新書
by cafe_delmar | 2016-12-01 09:44 | デルマー前:波情報