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自分の好きな職業が消えるリスクは誰にでもある
今日(水曜)まで、カフェ休んでいます。
明日28日(木曜)からは、来年4日まで休まず営業します。
と言うことは、大晦日・元旦も営業します。


カフェのオープンは、朝8時50分からです。
☆大人のサーフィンスクール、受付中。(11月初旬まで)
2018年は、4月中旬から再スタートします。
ひとりでも受付しています、気軽にどうぞ。(3日前までの予約制です)
スクールのときは、温水シャワーが無料で使えます。
波がないときは、無料キャンセルできます。

40歳以上の方、大歓迎。レンタルボード&レンタル・ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)
リーシュ、サーフWAX、ビーチサンダル、日焼け止めも置いています。
☆SUP(スタンドアップ・パドルボード)レンタルもあります。

☆ペンションは一組限定、和室で4人までお泊りできます。

冬休みの昨日、1日だけ子どもたちとゆっくり遊べる日でした。
家族でスターウォーズを観る。

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ハンソロがいないスターウォーズは、少しさみしかったなぁ。

僕が20代後半から就いていた職業は、サーフィン業界でした。

当時は、サーフファッション(アパレル)が人気があり、

サーフ雑誌も数多くあり、日本のプロサーファーも

スポンサーから良い給料をもらえていた時代でした。


でも今は、2000年代に入り、サーフィン業界の不況が続いています。

有名なサーフアパレルの会社も倒産したりしています。

去年と今年の2年連続日本チャンピオンになったプロでも、

ボードのスポンサーがつかない。

今や、日本一になってもそんな状況です。


サーフ雑誌も売れなくなり、海外、日本も含め、幾つかの

有名な雑誌が消えていきました。

そんな雑誌に必ず掲載されていたサーファーのたくさんの写真。

雑誌が消えていけば、サーフカメラマンも必要なくなります。

いくら大会の写真を撮っても、画像を買ってくれる雑誌が

ないのですから。


日本のベテラン・サーフ雑誌編集者がブログに書いていた内容です。

毎年通い続けている12月のハワイ・ノースショア。

(サーフィン世界大会の最終戦が開催されている場所です。)

今年は、プロのサーフカメラマンの数が、昔に比べて十分の一に

なっていたそうです。

ということは、90%のカメラマンが消えている。


僕がサーフィン業界の仕事をしていた頃、毎月発行

されるサーフ雑誌を読みながら、世界中でおこなわれるプロの

大会やトリップ(サーフィンの旅)に行って写真を撮るカメラマンて

、いいなと思ったものです。

たぶん、そんなカメラマンたちは、サーフィンが好きで、

写真(カメラ)が好きな人たちだと思います。

好きなことを職業にできた人たちだった。

インターネットが世の中で普通に使われるまでは。


今はもう昔のように多くのカメラマンはいらない。

90%のカメラマンがいらなくなったんです。

または、サーフ写真だけでは食えなくなってしまった。


今、好きなことを仕事にできていても、この先、いつその仕事が

無くなるか、もしくはコンピュータに変えられてしまうかは、

誰にでもあてはまる。

プロのサーフィンカメラマンの現在の状況を知って、この話は

例外じゃないことをリアルに感じた僕です。


あとがき

成功者はよくこう言う。

「好きなことをやり続けろ」

ただ僕は、今はそれだけじゃ足りない時代に

なったと思います。


あとがき2

雑誌類も販売していた本屋さんの数も2000年代に入り、

大幅に減少しています。

1999年には22296店だった書店が、2017年には

12526店になっている。

カメラマンも生き残るのは大変だけど、街の本屋さんも

消えていくスピードが早いようです。



by cafe_delmar | 2017-12-27 10:42 | デルマー前:波情報