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才能とは、どれだけやっても飽きないこと
7:30am・・・・今日の波/オーバーヘッド・雨&くもり・ 北風が冷たい
         (今週土曜日(25日)からカフェ オープンします!(●^o^●)お楽しみに!)

テレビ東京系の経済番組「カンブリア宮殿」でメインインタビュアー
をつとめる作家の村上龍が、ジャパネットたかたの社長との対談で
『続けるというのは、難しいですよね。僕も三十年、小説を書いていますが、
成果を出して成功するよりも、継続する、続けることの方が才能ではないかと思うんです。
どれだけやっても飽きないし、考えたり、工夫したりすることを続けられるのが、
ひよっとしたら才能というものじゃないかと思うんです』
カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言(日経ビジネス人文庫)より

よく、ずばぬけて何か上手な人を、才能があるという表現をしますが、
ぼくも、龍さんと同じように、何か一つでも飽きずにずっと続けていることがあれば、
それがその人の才能だと思うように、ここ数年ぐらい前から思うようになりました。

しかし、村上龍という作家は、1976年に「限りなく透明に近いブルー」で
芥川賞を取ってから、ずっとベストセラーを出し続けているすごい作家だ。
僕が龍さんの作品をよく読んでいたのは、デビューしてから約10年ぐらいまでだ。
「コインロッカーベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」「69」「ラッフルズホテル」
「村上龍料理小説集」「走れ、タカハシ」「五分後の世界」など。

同時代の作家、村上春樹とともに、80年代の二人は僕の愛読書の中心だった。
それにしても、この二人の作家は対極的だ。
春樹の方は、テレビというメディアにはほとんど出ないが、龍さんの方は、
テレビというメディアをかなり有効に利用している。

春樹の作品では、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」
の初期の作品が好きだ。92年の「国境の南、太陽の西」もすごく印象に残っている。
なんだか、話が横道にそれてきたので、この辺で終わりにしよう。

PS/村上春樹と村上龍が好きな人、デルマーでゆっくり語りましょう。
ただし、お店がヒマな時でお願いします。
わがままなマスターより。
by cafe_delmar | 2009-04-23 08:00 | デルマー前:波情報