6:00am・・・・今日の波/すね・晴れ
村上春樹の新作、やっと『月が2個』でてくるところまで読みました。
今週中に上巻を全部読みたいけど、毎日眠いんだなぁ。(^u^)
関西落語界では有名な桂雀々(かつら・じゃくじゃく)。
僕が大阪で会社員だった頃、上岡竜太郎さんと一緒にやっていた
ラジオ番組に出ていて、すごく面白かったので、営業車の中でよく聴いていた。
その雀々さんが、自叙伝『必死のパッチ』を出版。
11歳の時、母親(オカン)が父親の借金苦で蒸発。
その後しばらくして、父親も蒸発。
市営住宅にひとり残された小学生。
電気もガスも止められ、父親が借りた借金の借金取りにも責められ。
地獄のような毎日を送ったとある。
もしその小学生が自分だったら・・・。
想像するだけでも、孤独感が押し寄せてくる。
親に捨てられた雀々さんのその後のくわしい生活は、本を読んでみてください。
11歳でオカンに捨てられ、親父も蒸発。
そんな過酷な子供時代を過ごしても、テレビやラジオから聞こえてくる雀々さんの
声は陽気で元気があったし、上岡竜太郎さんとのトークはむちゃくちゃおもしろかった。
僕は落語のことはよく知らないけれど、桂雀々さんは好きな関西芸人のひとりです。
その桂雀々さんと母親の対談が雑誌「婦人公論」№1276 号に掲載されていて、
自分を捨てた母親に対して、『産んでくれてありがとう!育ててくれなくてありがとう!』
と言っている。
こんな「ありがとう」もあるんだな。