6:00am・・・・今日の波/すね・くもり
最近のニュースで気になったこと。
アメリカの貧困率が11年ぶりの高水準。
貧困層の人数3982万9千人。
日本の人口の約3分の1。
この貧困層は、4人家族なら年間所得2万2025ドル(約200万円)以下
など、家族の人数に応じて定義されている。
又、14日付の日本海新聞には、アメリカのホームレス150万人増へと
書かれていた。
アメリカ、日本、どちらもいろいろなものがあふれていて、
お金があれば買えないものはないぐらい、モノは豊かな国。
しかし、多くの人は、毎日の生活をどうにか暮らしている人たちがいる。
経済評論家の森永卓郎氏は、著書「年収崩壊」で、
ヨーロッパのサラリーマンの年収は300万円程度と書いています。
それで、十分に暮らしていける社会があるそうです。
アメリカのようにたくさん稼がないと豊かに暮らせない暮らしと、
ヨーロッパのそんなに稼がなくても豊かだと思える暮らし。
どちらがいいのかわからないが、どちらが好きかと聞かれれば、
僕はヨーロッパ型の社会だと答える。
森永氏の著書(年収崩壊)には、「2006年にOECD(経済開発協力機構)が発表した
2000年時点の日本の貧困率は、アメリカについで2番目に高くなったことが明らかにされています。
日本の貧困率は13.5%と、世界一貧困率の高いアメリカの13.7%に肉薄しています。
日本の貧困率は、2000年以降さらに急増していますから、現時点の日本の貧困率は、
もしかしたら、すでに世界一かもしれません。」本文より
人生を幸せに生きるには、何もお金をたくさん稼いだから実現できるとは限っていません。
新車や高級車に乗らなくても、ブランド物の服を着なくても(しまむらでもいい)、
持ち家を持たなくても、日常生活ができるぐらい稼いで、自分が熱中できる何かを続ける。
そして、仲間と言える友人(職場以外で)を持つことができれば、
さらに、生きる楽しみが増えるのではないだろうか。
そんなふうに、僕はこの最近のニュースから思いました。