7:00am・・・・今日の波/ほぼフラット・晴れ
今週から、革職人のマッちゃんが仕事を再開。
毎日井手の海にいた人がいないと、ちょっとさみしいなぁ。
最近、カフェで出会った30代のTさん。
阪神大震災を神戸で経験し、当時していた仕事が震災前の半分に激減。
月の半分は仕事がない状態に。
そこで、建築関係の仕事から全く違う方向へ。
資格を取るため勉強し、今では講師で食べていけるようになっているそうだ。
去年の今頃、リーマンショックで日本の経済も大きく影響され、
リストラや倒産で仕事がなくなった人が増えた。
それまで続けていた仕事では生活できなくなったり。
そんなとき、景気が良くなればまた以前のような生活に戻れる。
政府の景気対策がうまくいくことを信じる。
そんな、他人まかせの変化を期待するより、Tさんのように、需要がなくなった世界に
見切りをつけ、新しい世界で生活できるように自己投資して、「自分を変化させる」
これが、言葉では簡単に言えても、行動することは簡単にできない。
なぜなら、かなりの努力が必要だから。
それを見事実践して、今の生活をつくったTさんの行動力。
すばらしい。
2000年にベストセラーになった「チーズはどこへ消えた」の話を
覚えているだろうか。
ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとフー。
迷路の中で見つけたチーズを食べて、幸せに暮らしていたが、
ある時、チーズがいつもある場所から消えてしまった。
スニッフとスカリーは、すぐに「新しいチーズを探しに出かけた」
ヘムとホーは、「チーズはどこへ消えた?」と、大声でわめいた。
二人はしばらく毎日チーズがあった場所へ行き、チーズが戻ってこないかと
事態を検討していた。
やがて、ホーは自分たちがどんどん不利になっていくことに気づいた。
「もうあの古いチーズが戻ってくることはないことに」
「あれはもう過去のものだ、新しいチーズを見つけることが今やるべきことだと」
Tさんの話を聞いて、この物語を思い出した。
すごくシンプルな話だけど、わかりやすく、「今の自分がどうすればいいのか」
よいヒントを教えてくれる本です。
僕も、もう一度しっかり読み返そう。
やはり、人との出会いは大切だ。
Tさんのおかげで、またこの話を思い出し、読み返すきっかけができた。
そんなよい出会いがあるから、カフェはやめられない。(*^_^*)
※「チーズ」とは、
わたちたちが人生で求めるもの、
仕事、家族、財産、健康、精神的な安定・・・・等々の象徴です。
「チーズはどこへ消えた?」本文より
著者:スペンサー・ジョンソン(医学博士・心理学者)
発行:扶桑社