7:00am・・・・今日の波/ひざこし・くもり
最近読んだお金についての勉強になる本『貧乏はお金持ち』橘玲著(講談社)
に、お金以外の話で、すごく気になることが書いてあった。
たぶん、それは僕が難病指定の持病を持っているから、興味を引いたからだと思うが。
その内容を簡単に紹介すると
「ウォール街で成功した証券マン、ミルケンは30歳で年収5億円を超えた。
その働き方は驚異的で、1日15時間ひたすら働き続けた。
しかし、インサイダー取引にかかわったとして、10年の実刑と11億ドルの罰金を宣告された。
そして、90年に投獄されたミルケンは、93年に余命1年から1年半の前立腺がんと診断され、
刑期を短縮して出所を許された。
ところが彼は、自分の病気を徹底的に研究し、ストレス解消とヨガの瞑想をはじめ、
完璧な菜食主義者に転向し、海の空気に触れるため別荘を借り、東洋医学の専門家を
自宅に住み込ませることで、不治の病を克服してしまう。」
西洋医学で治せないと言われ、余命宣告を受けたミルケンががんを克服できたのは、
自分のライフスタイルをこれまでと全く変えたことが大きな要因だと思う。
なんか、本来はおかねのテーマについての本だったが、このミルケンの話が
頭の中に一番残った。
なかなか治せない病気を持っている人には、ちょっと参考になる話だ。
僕も今の病気なってから、菜食主義者にはなっていないが、豚と牛肉は
ほとんど食べないようにしている。
できることから変えれば、今まで違う結果が期待できる。
これは、病気の克服だけでなく、他のことにも何でも通用するはずだ。
大富豪になった男は、生きる時間も変えることができたんだ。
成功した人からは何でも学ぶことができる。
ちなみに、この橘玲さんの本は「雇われない生き方」を目指す人にお勧めです。