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今年気になっていた人
7:30am・・・・今日の波/頭オーバー・くもり
        寒気が入り、コンデションはよくないです

姜尚中(カン サンジュン)さん。
前から、時々テレビで経済番組や政治などのテーマの討論で
コメンテーターとして出てきていたので、少し気になっていた。

その姜さんのベストセラー『悩む力』を読んでみた。
まず、東大の教授をしているせいか、読めない漢字が良く出てくる。
難しいのは、ルビを振ってほしかった。
まぁ、これは僕の漢字力がただ低いだけかもしれないが。

それと、夏目漱石の話がいろいろ出てきたのが意外だったが、
漱石の作品を僕も20代前半のころ少し読んでいたので、
ちょっと懐かしく思い出すことができた。
本の内容は、子供から大人になるにつれて、いろいろと悩む普遍的なことについて
書かれているのだが。
その一つの解決策として、漱石の『こころ』の中に出てくる「まじめ」
という言葉に、大きな糸口があると姜さんは書いている。
「まじめに悩み、まじめに他者と向かい合う。そこに何らかの突破口
があるのではないでしょうか。とにかく自我の悩みの底を「まじめ」に掘って、
掘り進んでいけば、その先にある、他者と出会える場所までたどり着けると思うのです」
『悩む力』本文より

個人の心の問題を、今のブーム的な『脳』や『スピリチュアル』というもので
解決したりしようとすることは、本質的な解決にならないと姜さんは言う。
じゃあ、どうすればいいのか。
そのヒントがいろいろとこの本には書かれているのだけれど、
ちょっと半分ぐらい、ぼくには難しかったなぁ。

対照的に、勝間さんの本がなぜ売れるのかよくわかった。
わかりやすいこと。
学者と実務家のちがいか。
今年気になっていた二人の違いが、姜さんの本を読んでわかった気がしました。
by cafe_delmar | 2009-12-16 07:58 | デルマー前:波情報