人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ
いろんなフツウがある
7:00am・・・・今日の波/ムネ・くもり
夜のうちに雪が降り、10センチぐらい積っています。
☆本日、雪かきモーニング限定5名様に
モーニングA450円が、本日雪かきを30分、カフェの駐車場でしてもらった場合、
100円で提供します。(12;00まで)
スコップはお貸ししますので、参加する方は声をかけてください。

最近読んだ本で、ちょっとびっくりした話が書いてあった。
宮田家という家族の子育ての話なのだが、
宮田家の『ふつう』は、お母さんが外で働き、家事のいっさいは
5人兄弟(小中学生)で分担してやる。
ということは、ごはんをつくるのも、掃除、洗濯も子供だけでやる。
父親は一級建築士の資格持ち、独立開業していて仕事をしているが、
生活費をいっさい家に入れないから、お母さんのパートの仕事だけで暮らす「超貧乏生活。」
そんなわけで、衣類はほとんどもらいものだったりする。

その宮田家の次男だった宮田少年は、高校に進学したかったが、
父親に高校に行く必要なしと言われ、
中学を卒業したその日に家を出て行かされ、『乞食になれ』と言われ、
自宅から北海道までの片道切符を渡されたそうです。
それから、宮田少年の乞食修行が始まりました。
キリンの田村以上のホームレス少年のスタートです。

お金もない、家もない宮田少年は、どうやって寒い北海道で食べていったか。
そう、拾って食べ物を手に入れました。
レストランの裏に行って、食べ残しをあさりました。
そして、夜は寒くて寝れない(凍死する)ので、夜中はずっと歩きまわり、
昼間に寝る生活。
そして、乞食歴4年の生活を経て、フランスのパリへ片道切符で行きました。
その後の人生は、中村文昭さんの本
『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!②出会い編』を読んでみてください。

それにしても、宮田家の生活は僕の価値観では「ふつう」に思えない。
しかし、小学生のころの宮田少年は、子供が食事を作るのが『ふつう』と思っていた。
それが、なんか違うと気付いたのは、友達の家に遊びに行った時に、
友達のお母さんが食事を作ってくれたからだ。
それまでの宮田少年の「ふつう」は、お母さんは外で働く人ということだった。

なんかこの話を読んで、「ふつう」っていろいろあるんだな。
また、いろいろあっていいんだ。
他人と比較することで、僕たちは勝手に「ふつう」を決めてしまって
いるのじゃないだろうかと考えてしまいました。
by cafe_delmar | 2011-01-13 07:52 | デルマー前:波情報