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何度もくじけて成功した男がいた
7:00am・…今日の波/クローズ・雪
朝から雪が降っています。
☆ただ今、『雪かきあるかもね宿泊プラン』実施中。
二人以上で宿泊の場合、朝食付き¥2,900-(おひとりさま)。
ただし、雪がある場合、チェックイン&翌朝に各40分ほど、
駐車場を雪かきしてもらいます。

福岡の零細企業コンサルタント・講演家の栢野克己さんの新刊『やずやの秘密』
を読んだ。
通販会社の、やずや創業者夫婦の物語だ。

転職を繰り返し、脱サラするも一年で3つの起業(ビジネス)に失敗。
四つ目の結婚式司会業で何とか食っていくが、これも奥さんが朝の4時からヤクルト販売で
助けてくれたから、最低限の生活ができた。
ある日の早朝、ヤクルトを配っていて公園の前を通りかかると、男の人が乳母車に
子供二人載せてあやしている。
見たら、主人だった。
朝、奥さんがいないから子供たち(2歳と、三カ月の赤ちゃん)が泣きだして、
アパートのご近所に迷惑がかからないように、乳母車で公園まで連れてきて
あやしていたのが、矢頭宣男(やずのりお)だった。

その姿を見た奥さんが
『この人は仕事がうまくいかずいろいろ寄り道しているけれど、
本当はすごい人なんだから、この人を男にする。
それを私の目標にしよう、夢にしよう』って思ったと言う。

そんな矢頭さんが人生を決めるきっかけに出会い、やずやの健康食品・通信販売を本格的に
スタートさせたのは44歳からだ。

1999年、55歳で亡くなった矢頭さんが好きだった言葉は、
『人間、生まれたときに天から一通の手紙を受け取っていると。
それには、その人の、人生の生き方を書いておる』と

その手紙をあけて、オレの人生はこういう生き方をせんといかんと、
気が付いた人がよくいう成功者。
成功者とはお金が貯まったとか、そういうのだけじゃなくてね。

この栢野克己さんが書いた『やずやの秘密』。
経営のヒントや創業する心構えなど、
たくさんの良い教えが書いてありますが、矢頭夫婦の生き方を知ることができたこと。
そして、大きな勇気や優しさを学ばせてもらうことができたのが、僕にとっていちばん
ありがたいことでした。
by cafe_delmar | 2011-01-25 07:25 | デルマー前:波情報