6:30am・・・・今日の波/胸・晴れ
ひとつだけでも人が簡単に出来ないことをすれば、プライドが持てる
たとえば、昨日紹介した栢野克己さんの小学生の子供。
世界一周するために一年間学校を休むけど、帰ってきて色々言われても、
『俺は世界一周をした』と言う自信だけで、かなり大きなプライドがもてると思う。
生きているうちに、世界一周をしたという人にはめったに会わないし、会えない。
登山家で有名な野口健は高校生の頃落ちこぼれで、人生をドロップアウトするところを
登山と言う世界にはまり、世界七大陸の最高峰登頂という目標を見つける。
そして、1999年、3度目の挑戦でエベレストの登頂に成功する。
それから、10年の歳月をかけて、七大陸最高峰世界最年少記録を25歳で樹立する。
ここで僕が野口健をすごいと思うのが、最初と2回目のエベレストを失敗しているの
にあきらめず、3度目の挑戦で成功したこと。
普通の人は2回も失敗したらあきらめるだろうし、まわりの人も『無理だよ』
『今までよくやったよ』など、同情と負けを認めるような発言をする人が出てくる。
でも、野口健はあきらめなかった。
あきらめなければ失敗はない。
そう信じる人は『夢を実現できる』
今、野口健は、エベレスト清掃登山をはじめ、小中学生を対象とした『野口健 環境学校』
を開校。子供たちに環境の大切さを訴え、活動している。
学校の中で自分の居場所がわからなかった青年が、今は、自分の為だけに
山に登るのではなく、人のために山に登り、活動している。
これって、ヤッパリ世界一の山を登頂したという、『自分にプライドが持てたから』だと思う。
よいプライドがある人は、悪いことは出来ない。
僕もここ青谷で、小学生を対象としたサーフィンスクールを無料でやりたいと考えている。
小さい頃から自分たちの遊ぶ場所(海)を大切にすることを、サーフィンを通じて教えて
あげれば、大人になって海にゴミを捨てるようなことはしないと思う。
ただ、僕は野口健ほど有名でもないし、スポンサーもいないので、今は、その活動が出来る資金を貯めるほうを優先していきます。
でも、必ず『きれいな海で、ビーチで、自分の子供が裸足でビーチを遊べるように』
していきます。
PS/最近、隣のビーチの青谷で海に入りましたが、ペットボトルのゴミが多かった。
ビーチも汚く、残念です。
いつものように海上がりにペットボトルを一つ拾うが、一つでは変わらないな。(-.-)