7:00AM・・・・・・きょうのなみ/ ひざ下・快晴
秋晴れの良いお天気です。
☆今日のカフェは、家族で地区運動会に参加の為、休みます。
( 但し、明日26日(月曜)は、営業します)
『豊かな国の裏側』
アップルやマイクロソフトなど、革新的な製品を生み出しているアメリカ。
そんな先進国のアメリカの2010年の貧困人口が過去最多の4618万人に上がった。
これは統計を取り始めた1959年以降で最多。
先進7カ国(G7)の中で最も高い。
『ルポ 貧困大国アメリカ』 堤 未果著 岩波新書
によると、2000年にWHOが出した世界医療ランキングでは、アメリカの医療サービスレベルは
37位という非常に低い。(日本は10位)
また、アメリカの公立小学校に通う多くの生徒は、食糧配給切符(貧困ライン以下の
家庭に配布される食糧交換クーポン、フードスタンプ)に頼っています。
携帯電話やパソコンなど、便利な社会になるにつれて、貧困人口が増えている。
日本が不況だといっても、アメリカよりもまだましだから、円がこんなにドルに対して
強くなっているのかもしれない。
便利な社会と豊かな社会とは同じではないと、僕は40代になってからやっと気づいた。
人それぞれの豊かさの基準は違うと思うけれど、便利な社会が幸せに暮らせるとは限らない。
悠人が好きなテレビ番組、『いってQ』で、世界の田舎に泊るコーナーをみていると、
アフリカやアジアの田舎で暮らしている家族がときどき出てくるのだけど、
彼らの家には日本のような家電製品なんかないけれど、彼らの表情は
なぜか満ち足りた表情をしているように見える。
そして、レポーターの芸人を親切にもてなしくくれる。
その芸人と親切な家族が別れるシーンは、いつもウルウルしてしまうんだな。