6:50am・・・・今日の波/ほぼフラット・曇り
明日は北西うねりが上がりそうです。
カフェ、今日も元気に営業します。
昨日の午前中の井手駐車場。波はあるけど、サーファーは僕とよねちゃんだけだった。
大阪が生んだ世界的な建築家、安藤忠雄。
コンクリート建築で有名な人だ。
大阪ではとくに有名な人なので、ずっと前から知っていたが、
コンクリート建築があまり好きでない僕は、今まで安藤さんには特に興味がなかった。
ただ、今週見たNHKの番組で、安藤さんの建築家になるまでの生き方を知り、
良い学びを得ることができました。
それは、大阪の高校を卒業して建築家になりたかった安藤さんだが、
家の経済的な問題と、学力もなかったので大学には行けなかった。
だが、建築家になる目標はあきらめなかった。
一年ほど家に引きこもり、建築の本を読みまくった。
その後、アルバイトでためたお金をもって、まだ海外旅行が自由化されたばかりのころ、
単身、ヨーロッパへ行き、ギリシャ、イタリア、フランスで有名な建築物を見て回る。
そんな行動を後押ししたのは、子供時代から育ててくれた祖母キクエさんの、
『お金は持っているだけではいけない、自分に投資しなさい』という教えがあったから。
そうやって、本をたくさん読むことで建築の勉強を独学で習得し、20代で一級建築士に合格。
28歳で独立するが、学歴なし、金なし、人脈なしの3重苦。
仕事がなかなか来ず、食えない日が続いたようだ。
それでどうしたか
建築の飛び込み営業。
コンペに出展。
しかし、飛び込み営業では門前払いや、コンペでは連戦連敗。
それでもあきらめない安藤さんに、徐々に仕事が入ってきた。
そのご、30代から40代で大きな建築賞をいくつも取り、成功への道を歩き出す。
そして、とうとう東京大学の教授になる。
学力が足りず、大学に行けなかった安藤さんが日本で一番といわれている大学の教授になった。
現在、70歳の安藤さんはまだまだ元気に仕事をこなしている。
彼の生き方から、多くのことを学ぶことができました。
安藤さんは言う
『本からいくらでも学ぶことはできる』
独学で一級建築士になった安藤さんの言葉は説得力がある。
あらためて、本を読むことの大切さを教えられました。