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さおだけ屋はつぶれないのか?の答え
6:00am・・・今日の波/静かな海・曇り
今日は昼過ぎから北うねりが上がりそうか。
カフェ、今日も元気に営業します。

昨日は真樹ちゃんが通院している耳鼻科に午前中に行った。
2時間待ちは覚悟していたが、受付してから治療が終わったのは、3時間は過ぎていた。
耳鼻科っていつもこんなに混んでいるのかな?
まぁ、今回で真樹ちゃんの治療が終わったので、ほっとしました。
治療が終わって、近くのレストランへランチを食べに行くと時間が13:50分。14時までのランチタイムにぎりぎり間に合いました。
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ユニークなタイトルをつけて、よく売れた会計の本。
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公認会計士の山田氏が書いた著書『さおだけ屋はなぜ潰れないか?』光文社新書は、6年ぐらい前に読んだ記憶がある。
結構売れたビジネス書だ。
このタイトル、最近、変えた方が良いと思った。
なぜか?
先週、ランチを食べに来たお客さん。
60代のおじさんだった。
小型のトラックに、さおだけをたくさん積んでいた。
平日の昼過ぎだったので、お客さんも少なく、おじさんと少し話した。
福岡から来ていた出張販売をしているさおだけ屋さんだった。
もう27年、さおだけ屋の仕事をしている。
よく売れた時は、北海道まで売りに行ったと言っていた。
しかし、今年でもう辞めるそうだ。
理由は簡単。
売れなくなったから。

今では、どんな田舎にもホームセンターができて、さおだけの価格をみんな知っているから。
昔は地方を回ると、同業者とよく会ったとそうだが、今回はほとんど会わなかった。
そう、他の同業者は、売れなくなってやめていってるようだ。
おじさんも、ここ数年は家族の援助で食べていけるのでやってこれたと言っていた。
旅が好きだからこの仕事を続けてきたそうだ。
知らない町から町へ、旅をしながら行商をする。
まるで、トラックに乗った寅さんのようだ。
しかし、時代の流れはその仕事だけでは食えなくなった。
おじさんの話を聞いていると、どんな世界にも変化は訪れると思った。

ランチを食べ終わったおじさん、カフェの雑誌コーナーに置いてある鳥取県の地図をしばらくじっと見ていた。
お店を出てから、次はどの町で行商しようか作戦を考えていたのかな?
福岡に戻るまで、少しは売れたらいいけどね。
無事に自宅まで戻ることを祈っています。
ありがとうおじさん、為になる話が聞けました。

ということで、『さおだけ屋はなぜ潰れないか?』はもうリアルな話ではなく、
『さおだけ屋では食えない』が僕の答えです。
by cafe_delmar | 2012-07-13 06:25 | デルマー前:波情報