8:00am・・・今日の波/クローズ・雨
まだ大きなうねりが続いています。
今日は悠とも参加するサーフィン大会が羽合海岸で行われています。
ちょっと小学生のユウトには無理かもしれません。
MすなりさんやSかてさんが同行してくれているので、僕はお店の仕事が安心してできます。
二人のおかげです。
カフェ、今日も元気に営業します。
僕と同世代の高萩徳宗さんが経営する小さな旅行会社「ベルテンポ」
ふつうの旅行会社と少し違っています。
障害者、高齢者の旅行を応援、サポートするユニークな会社です。
そんな旅のプロの高萩さんのブログで少し気になる記事がありました。
『ある中国地方の観光地では、老舗の酒蔵で
お客様が日本酒を買いたいとおっしゃるので
試飲させてくれるかどうか、尋ねてみました。
お店の方の答えは
「買ってくれるならいいですよ。」でした。
まあ、気持ちは判ります。
さんざん飲んで買わずに帰る人も多いです。
でも、
この「真実の瞬間」が、イコールこの土地への
私の印象そのものです。』
高萩さんのブログより抜粋
ベルテンポ・トラベル・アンド・コンサルタンツ
代表取締役 高萩徳宗
http://www.beltempo.jp/
僕はサーフィンスクールを受けたお客さんから、ときどきサーフボードの購入に関して相談を受けます。
できるだけその人に合うボードを考えて、時間をかけて詳しく説明します。
だからといって、僕のお店でボードを買うとは限りません。
買わない人のほうが多いです。
それでも僕は別にかまいません。
その人が少しでも自分に合ったサーフボードを見つけて、波乗りを続けてくれるといいなと思います。
少ないですが、ボードの価格よりも僕のことを信用してくれて買ってくれる人もいます。
だから、ボードの相談はいつも真剣に聞くように心がけています。
酒造の人の気持ちも少しわかります。
ただ、世の中遊びの部分が何でもあります。
たとえば、車のハンドルなんかもそうでしょう。
すべて100%の反応があると思うほうが無茶なんです。
仕事や遊びも、少し余白を持って生きれば楽なんじゃないかな。
ダメなときや、空振りな時もあるけれど、人を信じる気持ちを持っていた方が幸せなような気がします。
10月に行ったプーケットの旅、波は空振りだったけど、仲間との旅は楽しかった。
また一緒に行きたいと思った。
物事は考えようです。
完璧じゃなくてもいいと思うんだな。
本もページにぎっしり文字が埋まっていると、なんだか読むのが大変そうと思うけれど、
余白がある程度ある方が読むのが楽だし、すいすいと早く読める。
仕事も遊びも本の余白といっしょで、少しぐらいの無駄なことも受け入れた方が、
楽に生きれそうだ。
高萩さんの著書。たしか、7年前ぐらいに読んだかな。
サービス業の人におすすめの本です。