自分が何をしたいのか明確に生きることで、行く先が見えてくる
9:00am・・・今日の波/オーバーヘッド・晴れ
南風が吹き、うねりがかなりまとまってきました。
カフェ、今日も元気に営業しています。
『あるサーファーの生き方』
カリフォルニアでサーフィンを覚え、かなりの腕前になったサーファーは、
バッグに衣類を詰め込み、サーフボードとたった1000ドル(約82,000円)しかもたず、
ハワイに移住した。
90年代初頭の話だ。
仕事はサーフボードの修理からだった。
彼の名前は、ジョン・ファイゼル。
今では、次の世界チャンピオンの期待がかかるJ・J・フローレンスをライダーにかかえる
人気のサーフボードシェイパー(職人)だ。
ハワイに移住した当初は、有名なサーフボード工場でアシスタントとして働いた。
そこで、技術を覚え、腕を磨いた。
移住して、すべてがうまくいったわけではない。
収入が足りず、食えない頃があった。
それでも幸せだったと彼は言う。
ハワイの海の目の前で暮らし、ふたりの子供を授かり育てた。
そして、どんな時もサーフィンだけはやめなかった。
何を自分がしたいのかを、それだけを明確にして生きてきた。
今では大きくなった自分の工場の経営を手伝うために、教師の職を辞めた奥さん。
食えない頃は、奥さんの収入が助けになったと想像できる。
ジョンのように、自分が何をしたいのかが明確になっている人は、目標を達成しやすいのではないだろうか。
たとえ、良い結果が出なかったとしても、幸福感を感じる生き方ができる。
生きることは結果がすべてではない。
ジョンのサーフ雑誌に掲載されたインタビュー記事を読んで、僕はそう思えました。
自分のほんとうにやりたいことが明確になっているか。
もう一度、自分と対話することが必要な時がある。
僕も海の前で、家族4人で仲良く暮らすことができることに幸せを感じます。