15時の波/アタマ・曇り
昨日、防府で行われたマラソン大会で、公務員ランナーの川内選手が優勝した。
この人、普通のランナーではない。
実業団の選手の世界では常識とされているフルマラソンの出場は、年に1回から2回。
しかし、川内選手は年に6回以上出場している。
しかも、ふだんは仕事もしっかりこなしている普通の公務員だ。
それが、防府マラソンでは、実業団の選手を破り、ぶっちぎりの優勝だ。
ここにも過去の常識を破る男がいた。
川内さん、カッコいいよ。
30キロを超えてから、苦しい表情をしながらゴールまで走る姿。
見た目はつらそうだけど、その根性、すごいです。
素直に僕は尊敬します。
たぶん、一年の間にそんなにフルマラソンの大会に出て、『何考えてるんだ』と、
マラソンの経験者は思って、バカにしていた人もいると思う。
けれど、そんな常識を破って優勝している。
常識外の市民ランナー川内さんから、僕は学ぶことがたくさんあると思った。
常識は常に正しいとは限らない。
常識外の生き方は誰にでもできる。
川内選手のように、自分のやり方を信じる気持ちを持つこと。
常識やみんなにあわすのではなく、自分の頭で何が良い方法なのか、
自分で考えることの重要さを教えられました。