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地方の可能性とは
7:00am・・・今日の波/フラット・曇り
今日は暖かい朝。
明日は冬型になり、寒くなりそうです。

悠とはポニーに乗るのが大好きだ。
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11日の月曜日、夜から倉吉で田中優さんという方の講演を聞いてきました。
テーマは、『次世代のために今できること』
悠とが毎年参加している、ポニーキャンプの空山ポニー牧場のシュート君が主催していたので、
行ってきました。
田中優さんは、脱原発やリサイクル運動を出発点に、環境、経済などのさまざまな
NGO活動にかかわっている方です。
優さんの話は、メディアでは知らされない原発に関する真実や、電気料金の仕組みと原発マフィアの構造など。
日本でいちばんの広告主(電力会社)の力により、メディアでは普通の市民には知らされることがない
裏の話を聞くことができました。

震災後、自身の住まいを東京から岡山に変えて、古民家を購入。
電気を太陽光発電でほぼまかない、水道も井戸水に変えて、お金のかからない生活を実践している
体験は興味深かった。
また、地域再生の循環型社会の提案は、鳥取の疲弊していく地方を少しでも活性化できる
ヒントが見えた気がしました。
電気も水道も車を動かす燃料も、電力会社や水道局、石油会社にお金を払わず、
地方なら自力でつくり、消費できる社会、エネルギーの地産地消ができる。
また、その実現可能な未来を教えてもらいました。

お金がかからない生活ができれば、年金が少なくても豊かな暮らしができる。
それは幻想かもしれないが、信じる気持ちがあってもいい。

脱原発を目指すことはすばらしい。
ただ、いくらデモをしても電力会社から電気を買わないと生活できない今の社会の仕組みのままなら、
電力会社の思いのまま、いつまでも僕たちは電力会社の言うことを聞かせられることになる。

はやく、『もうお前のところから電気なんか買わないよ、だから、原発なんて動かさなくても
電気は足りるんだ』と言える社会にすること。
それが、僕らの子供たちにしてあげることなのではないだろうか。
土地が余っている鳥取のような地方なら、それが可能なんだ。
優さんの話を聞いて、少しだけ『いいなぁ』と思う未来が見えた気がしました。

そして、良い機会を与えてくれた空山ポニー牧場(ハーモニーカレッジ)
の皆さんに感謝します。
by cafe_delmar | 2013-03-13 07:33 | デルマー前:波情報