7:00am・・・今日の波/こし・曇り
カフェ、今日も元気に営業します。
保育園の前に、きれいなチューリップが咲いていました。
競争が激しい時代。
多くの業界では、ライバル会社やお店から顧客を奪うという思考をする。
そして、顧客に奉仕するといういちばん大事なことを忘れがちになる。
尊敬するアメリカの経営コンサルタント、トム・ピーターズは、
著書「エクセレントな仕事人になれ」の中で、こう書いている。
危機は、人間の本質が試される機会だ。
そこで、私は次のように考えることを推奨する。
ポジティブ思考ではなく、思いやり思考を心がける。
ポジティブでもネガティブでもなく、『正しい』振る舞いを心がけるのだ。
2年前の東北の震災のとき、被災地では多くの思いやり思考を
持った人たちがいた。
危機の時に、正しい振る舞いができる人たちがいた。
震災後、「きづな」という言葉がよく使われた。
メディアから聞こえてくるその言葉は、薄っぺらく聞こえた。
なぜなのか。
考えてみた。
「きづな」は、思いやりを持った人同士がつながっているものだからだ。
お互いが相手を思いやって行動する。
そこから本当のつながりが生まれてくる。
僕自身どうかと問われれば、まだまだ『思いやり思考』が不十分な人間だと思う。
そんな僕に対しても、「思いやり思考」で付き合ってもらえる良い人たちと、
デルマーで知りあえたことに感謝します。
そして、今日はそんな中のひとりで、春樹が大好きな女性の誕生日。
僕たち家族とずっとつながっていきたいと思える人です。
多くの困難なことがある暮らしの中で、
ポジティブに考えるだけでは、何も解決しないときがある。
そんなときこそ、第3の思考。
『思いやり思考』で考えてみることが大切なような気がします。