6:00am・・・今日の波/ヒザこし・曇り
今日から月曜まで、良いお天気になりそうです。
カフェ、今日も元気に営業します。
小学1年生のころの悠と。
昨日、Sなえさんと悠人の新しいウエットが出来上がりました。
今年は、二人で波乗りが楽しめるかな。
たぶん1年生のころの悠人。子供はあっという間に大きくなるなぁ。
ビートたけしの著書「間抜けの構造」を読みました。
お笑い芸人としてずっと売れ続けているビートたけしが、
「間」というものについて、考えてきたことと、自身の経験を交えた
人生論を語った本です。
お笑い芸人の世界では、知名度抜群の人気者。
もう一つの名前、北野武でも映画監督として成功している。
そんな北野武が、海外の映画祭で、現地のプレスによくインタビュー
される質問。
『あなたの履歴書を読むと、コメディアンだったのが、映画監督になったとある。
その為にどこかの学校で映画を学んだのか』
それで、武はこう言う。
『いや、別に学校なんか行ってないよ。ただ、急に撮ることになっただけだ』
やりたいことが本気なら、別に資格や学校なんて行かなくてもできる。
安藤忠雄もそうだ。
学費と学力がなかったから大学へは行けなかったが、独学で建築家になった。
大学を出て建築家になった人より、今ではすごく有名な建築家だ。
北野武、安藤忠雄。
二人を見て、やりたいことをするのに、今までの決まった方法だけじゃない、
常識外の方法もあると思えてくる。
話を本の内容に戻そう。
たけしは、人生は「間」だと思った方がいいという。
生きて死ぬまでの「間」。
だから、見つかるはずのない『生きている理由』なんか探さなくていい。
人間というのは、何かと理由がほしい生き物だから。
何かしようと思った時に、なんでも理由をつけたがる。
理由がないと、人間は動けないんだけど、一番肝心なことは絶対にわからない。
それはこの世界に生まれてきた理由だよ。
生まれて死ぬことに理由なんてないだろう。
いくら考えたって答えが出るわけじゃないんだから。
生きているうちに理由がわからないことが起きても、
それが当たり前だ。
新潮新書「間抜けの構造」より
僕らは何か起きた時に、いつも理由を探そうとする。
それが、たけし流に考えると、理由なんてわからなくて当たり前。
そう考えると、なんだか楽になるような気がしました。
生きている意味なんて考えるより、今やりたいこと、できることをやろう。
人生なんて、あっという間にラストが来るんだから。