6:00am・・・今日の波/静かな海・晴れ
昨日も昼過ぎから、西うねりが上がりました。
久しぶりに、良い休日の波乗りを楽しめました。
もちろん、トランクスで入れます。
カフェ、今日も元気に営業します。
☆最近、ペンションの予約が増えてきました。
お盆までは、空いている日が少なくなってきましたので、電話&メールで
早めにお問い合わせください。
テレビや冷蔵庫、携帯がなければ、貧困とほんとうに呼べるのか?
消費社会の豊かさの基準で僕たちは判断してきたように思う。
命よりお金のほうが大事な国に変わったところの出来事
『大地が傷つけば私たちも傷つく』
オーストラリア大陸の先住民、アボリジニの長老は言った。
オーストラリアのウラン埋蔵量は世界最大。
そのウランを採掘するために、土地の伝統的所有者リーさんに開発を持ちかけた。
しかし、リーさんは拒み続けた。
リーさんの所有する土地は、水系の源流に当たる。
『地中にあるのは毒(ウラン)だ。汚れたら元には戻せない』
先祖代々の『聖地』では、「川で泳ぎ、飲み水を汲み、魚を捕る。
川は生活そのものだ」
川辺の集落で暮らす長老はそう語る。
ウラン開発会社からの話に乗れば、リーさんは億万長者になることができた。
だが彼は、おカネよりも、自分たちが生きるために必要な大地を守ることを選んだ。
周辺では、鉱山が開発され、たくさんのモノやおカネが入ってきた。
だが、高濃度の放射性汚染水が川に漏れたら・・・。
(2011年には放射性物を含む貯水施設の水量が豪雨で急上昇、半年間、操業を停止)
そう、もし漏れたら福島のようにその土地に住めなくなるだろう。
暮らしている場所や国で、生きるために必要なモノは違うこともあるでしょう。
しかし、みんな大地から食べ物や水をいただいて暮らしている。
その自然(大地)を、お金に換えてきた人たちもいる。
リーさんのような選択が僕にできる自信はない。
ただ、この記事を読んで、自分にとって『生きるために必要なもの』
をあらためて考えてみようと思いました。
※記事は、日本海新聞7月3日の『世界川物語』からです。