7:30am・・今日の波/ひざ下・晴れ
ひんやりした快晴の朝です。
カフェ、本日(水曜)は休みます。
今日は、悠人が選手で出る、鳥取市小学校の代表陸上大会があります。
800メートルの代表です。
湘南へ行ったSかてまんが、真冬でも行列ができるかき氷を食べてきました。
ニッチな商売で成功したお店ですね。場所も、住宅街にあるようです。
開業弁護士がコピー屋さんのアルバイト?!
アメリカの富裕層研究の第一人者のトーマス・J・スタンリーは、
取材した自分の原稿をコピーしようと、キンコーズ(アメリカのコピー屋さんのチェーン店)
に立ち寄った。
そのとき、カウンターにいた男性店員が原稿のタイトルを見るなり、ぜひ読んでみたいと言い出したそうです。
なぜその店員は、そんなことを言い出したか。
彼は、その街で開業弁護士をしていたが、競争が激しく、収入を補うためにキンコーズで
アルバイトをしなければならなかった。
弁護士が生活費を補うために、単純労働のアルバイトをしないといけないのはなぜなのか。
その答えは、その街の職業別電話帳にあった。
その電話帳には、弁護士が74ページにわたってリストアップされている。
74ページも掲載されていたら、いったい誰がその中から自分を選んでくれるのだろう。
その確率が、限りなく低いのはバカな僕でも想像できる。
反対に、トーマスが取材した原稿のお金持ちの職業は、中古トラック部品販売業をしているR氏。
この業種に割かれた電話帳のページは、たったの1ページ。
しかも、大型トラックの部品を販売しているのは、取材したR氏の会社だけ。
つまり、その街(地域)の中古トラック部品市場をほぼR氏の会社が独占している。
反対に、コピー屋さんでアルバイトをしながら開業弁護士をしている彼は、司法試験をうかっても、
数千人の弁護士の中のひとりであり、同業の競争相手が数えきれないぐらいいる職種の街に住んでいる。
富裕層を研究、調査してきたトーマスは著書にこう書いている。
「金持ちになれる仕事、なれない仕事がある」
アメリカ全土には、何十万種もの事業が存在しています。
そのなかで、多くの億万長者がトーマスに語ったところでは、
彼らが経済的成功を収めたのは、その何十万もの事業の中から、
近くに競争相手がほとんどいない専門的な分野を選んだ結果なのである。
コピー屋さんのアルバイトをしないと生活費が稼げない弁護士を見ればわかることがある。
仕事の成功・不成功は職業の選択だけで決まるわけではなく、その仕事をとりまく環境や
競争の激しさに大きく左右されるということだ。
まぁ、これはアメリカの話だから、日本は違うよと思う人もいるでしょう。
しかし、僕のお店で飲み会をした時に参加した大阪で弁護士をしている男性は、
「あまりお金が儲からないんです」と言っていたのはよく覚えています。
競争をしないでお金をかせぐ。
もしくは、競争しないで仕事を楽しむことができる。
これからは、そんなニッチな職業をみつけるのが、早くお金持ちになる簡単な方法かもしれません。
でも、その簡単な方法でお金持ちになるニッチな職業は、凡人の僕には簡単には思いつきませんけど。(^_^;)