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モノを売るだけでは選ばれなくなる
7:30am・・今日の波/ヒザ・曇り
ロング向けの小さいうねりがあります。
明日は昼過ぎから波が大きくなりそうです。

カフェ、今日も元気に営業します。

今週、湘南からサーフ用品の代理店の営業マンがお店に来たことを書きました。
その営業マンは、もちろん現役のサーファーなので、仕事の話意外のサーフィン談話ができる。
しかし、サーフィン用品の老舗代理店の営業マンでも、サーフィンをほとんどしない人もいる。
また、サーフショップのオーナーでも、若いころは波乗りをしていたけど、
海にあまり行かなくなっている人もいるのが現状のサーフィン業界だ。
いろいろ事情があるんだろうけど。

今の時代、サーフ用品もネットでほぼ何でも変える時代になってきた。
だから思うんです。
自分が売る道具を実際に使ったり、試したりして、リアルにお客さんに伝えてあげる。
メーカーのカタログにない情報も教えてあげる。
他には、サーフポイントの波のことやサーフトリップの体験談など。
ネットでは調べられないことがたくさんあるはずだ。

それと、あとはサーフィンに対する情熱だ。
波乗りが好きな人は話せばわかる。
ただ、仕事としてサーフボードやサーフグッズを販売している人はサーファーとしては魅力がない。

僕が20才ぐらいのとき、大阪の自宅にある近所のサーフショップで友人たちと初めてニューボードを買って、
何年か、そのお店に通いました。
始めの頃は、知らないシークレットのサーフポイントへ連れて行ってくれたりした店長だった。
しかし、スノーボードブームが始まりだすと、海の話やサーフィンの誘いもほとんどなくなった。
サーフィンに対する情熱が、だんだん僕に伝わらなくなってきたことを覚えています。
そういうふうにお店が変わりだしてから、もう僕はそのお店にはいかなくなった。
波乗りが好きだという、ただその気持ちをそのお店では味わえなくなったから。

情熱は持ち続けるのが難しいのかもしれません。
ただ、僕は19歳のときに波乗りに出会ってから、32年目の今も海に入りたい気持ちが消えることはないんです。
もうちょっと、もうちょっと、いつもうまくなりたいと思いながら、海に入り続けています。

冬の日本海のサーファーの必需品。ポリタンクカバー。
お湯を入れておくと、海に上がってからも温かいお湯で体を洗えます。
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by cafe_delmar | 2013-11-16 08:07 | デルマー前:波情報