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やるべき仕事は常に一つはほんとうか?
10:00am・・今日の波/ほぼフラット・曇り
北風が少し吹き始めました。

カフェ、今日も元気に営業しています。

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アメリカの作家で、多くの作品を書き、映画化された小説が多いので有名な
スティーヴン・キング。
キャリー・シャイニング・スタンドバイミー・グリーンマイル・ショーシャンクの空に・
ミザリー・ペットセメタリーなど、他にもいろいろある。
ホラー作品をたくさん書いているので「モダンホラー作家」として有名ですが、
ヒューマンストーリーも良い作品を書いていますね。

怖がりの僕が今でも思い出すキングの作品で観た怖い映画は、「ペットセメタリー」と「痩せゆく男」です。
これは、ほんと人間の悲しさと残酷さが表現されていて、インパクトありました。
キングの小説をいくつかよんだのは、もう20年ほど前ですが、とにかく面白くて怖かったことを覚えています。

そんなキングの仕事のやり方ですが、
『私の日課は実にわかりやすい。午前中は執筆。
午後は昼寝と手紙。
夜は読書と家族団らん、テレビでレッドソックスの試合、
どうしても後回しにできない改訂作業。
というわけで、原則として執筆は午前中ということになる』

キングは、一日4時間、午前中だけひとつの仕事(執筆)だけする。
それで、ベストセラー作家としてずっと成功している。
(ただし、まだキャリーが売れる前は、教師をしながら、クリーニングのアルバイトをして、
貧乏な暮らしをしながら執筆していました)

アメリカのアマゾン総合ランキング1位になった本を読みました。
『THE ONE THING (ワン・シング)』発行:SBクリエィティブ
著者は、一代で全米最大の不動産会社を育て上げたゲアリ・ケラー。

ケラーの言う原則はわかりやすい。
『ひとつのこと』は、望むものを手に入れる最善の方法である。

人には限られた時間しかないから、あれこれ手を広げると十分なことができなくなる。
多くのことをやろうとするとき問題なのは、なにも削らないまま仕事や人生の荷物を増やしてしまうと、
たとえうまくいったとしても不都合なことが多く出てくることだ。
期限に間に合わず期待外れの結果、大きなストレスにさらされ、時間を奪われ、
睡眠不足、ひどい食生活、運動不足に甘んじ、家族や友人たちと過ごす時間を失ってしまう。
これらはすべて多くを追い求めた結果だ。

仕事や人生から最大の収穫を得るには、できるだけ的を絞ることだ。
的絞るとなぜ有効か?

目的はただ一つ、つまり、目指すところに到達することしかないからだ。
著書「ワン・シング」より

スティーヴン・キングもひとつのことだけの時間を午前中に毎日毎日割り当てているから、
多作の作家になることができたのだろう。

やるべき仕事は常に一つ。
凡人の僕は、まずは、そのやるべき仕事をしっかりと選別できる自分にならなくてはいけないなぁ。
by cafe_delmar | 2014-02-28 10:43 | デルマー前:波情報