9:00am・・今日の波/ほぼフラット・曇り
強い南風が吹いています。
カフェ、本日18日(火曜)は都合により休みです。
昨日はお天気だったので、看板のペンキ塗りをしました。
作業前のペンキが剥げかけていた看板。
神戸・大阪で有名だった喫茶店の『珈琲(コーヒー)の青山』が、2月末ですべて(11店舗)
を閉店し、喫茶業から撤退したというニュースを見ました。
まだ携帯電話がないころ、待ち合わせの場所として、僕も何度か利用したことがある。
ちょっと高級感のある、大人の喫茶店という感じの店だった。
今の時代には合わなくなったモデルの喫茶店になったのだろうか。
あんなに流行っていた頃があったのに。
そんな珈琲の青山とは対照的に、コメダ珈琲はここ数年人気の喫茶チェーンとして
店舗数が伸びている。
両者の違いが、時代を象徴しているのだろうか。
他には、スターバックスが2013年に国内の店舗数が1千店を超えた。
コンビニもいれたてコーヒーがよく売れている。
コーヒーを飲む場所はどんどん多様化している。
僕も小さなカフェだけど、喫茶業のお店を経営しているので、この青山のニュースが気になりました。
時代は毎年変化している。
その今の空気感や流れを常に素直に受け止めないと、変化に遅れてしまう。
生き残るために、変わらないために変化し続けていく。
ただ、地方の個人店は大きなマーケットを狙ってはいないので、大企業と同じことをしてもダメだと思う。
地域の人が、友達や家族と楽しめる場所でありたいと僕は思っています。
先週の日曜日も、ときどきお店を利用してくれるおばあちゃんとその家族の子供たちが、
ランチを食べに来てくれました。
そんな人と人がつながる場所。
スターバックスのようなカッコよさもない、コンビニコーヒーのように安くもない。
だけど、お店に来てよかったと言われる場所にしたい。
それが田舎の小さなカフェでしかできないことかもしれない。