6:00am・・今日の波/西うねりの小さな筋が少し見えます・晴れ
まだブレイクはしていません。
カフェ、今日も元気に営業します。
☆明日30日(月曜日)は、休ませていただきます。

日本で言うと、田舎にあるべリンダの家

ロングボードの専門誌で、気になる記事を見つけた。
オーストラリアのサーファーたち8人のライフスタイルをとりあげた
なかで、べリンダ・バグスが暖かくて波の良い場所で世界的に有名なヌーサから
、寒冷地のグレートオーシャンロードに移住して3年になるという暮らしぶりが紹介されていた。
べリンダといえば、サーフDVDで何度も見た美しい乗り方が印象に残る女性ロングボーダーだ。
その彼女が、なぜ、サーファーにとっては理想的な場所ヌーサから、寒冷地でメルボルンから車で
6時間もかかる場所に移りすんだのか。
それが気になった。
答えは、意外にシンプルだった。
人の多い場所より、寒くても、人が少ない場所で家族と暮らしたかったから。
べリンダが住むヴィクトリア州のグレートオーシャンロード。
僕は一度行った事がある。
もう18年前ぐらいだろうか。
WCT世界大会の会場で有名なベルズビーチの近くのトーキーと言う小さな町に
3泊ほど滞在した。
このトーキーという町は、クイックシルバーとリップカールという有名サーフブランドが
誕生した街だ。
空港のあるメルボルンから車で1時間半ぐらいかかる。
僕が行った7月は、南半球だからオーストラリアは真冬だった。
もう、すごく寒くて。
それでも、持って行った5ミリのセミドライで寒い中、ベルズビーチで海に入りました。
ベルズの駐車場はかなり高台になっていて、上から見えたラインナップのうねりはきれいで、
充分できそうだった。
それが間違いだったと気づいたのは、アウトに出るパドルを開始してからだった。
セットの波は厚くてでかい。
海水はすごく冷たかった。
小心者の僕は、これは無理だと思い、セカンドピークで大きなセットが来る前に、
ミドルサイズの波を必死につかまえて、インサイドまで乗り継いで無事にビーチに戻りました。
それにしても、最初のセットの波をぎりぎりドルフィンスルーでかわしたときにみた、
海の中の深くて濃いブルーな色は、今でも覚えています。
いっしょに入った僕より年上のSずきさんは、一番奥のピークまでいって、
ベルズの波を楽しんで戻ってきた。
自分の技量の未熟さを痛感した、吐く息が白くなるベルズの寒い初体験でした。