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嫁さんに頭を下げて、人気者になった芸人。
9:00am・・今日の波/アタマオーバー・雨
北風が強く、早朝に比べると荒れてきています。

カフェ、今日も元気に営業しています。

サーフィンスクールを受けに来てくれた神戸のMさんから、お中元が届きました。
明石では老舗のお店だそうです。
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ふわっとした穴子の触感が、最高に美味しい。Mさん、ありがとうございます。
今年もスクールに来てくれるのをお待ちしています。
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少し前に買った雑誌に、吉本のお笑い芸人の小籔(こやぶ)のインタビュー記事が掲載されていた。
テーマは、怒りの対処法。
(掲載紙:婦人公論)

まだ売れない新人時代の吉本新喜劇の頃、セリフが毎日『ありがとうの』ひと言だけで
貧乏をしていた頃、こやぶの嫁さんが会社勤めをして家計を支えていた。
家事も嫁さんがしてくれて、こやぶは28歳でファーストフードの深夜バイトの日々。

そんなとき、新喜劇でどうしても許せない先輩がいたという。
ネチネチ嫌味を言われ、不条理に怒りをぶつけてくるわの日々が続いた。
ある日、またいつものようにネチネチ嫌味を言われ、絡んできたとき、
楽屋においてあった金属バットでたたきのめしてやろうかと、脳裏に浮かんだそうです。
そのとき、嫁さんの寝ている顔が浮かんできた。
貧乏でも支えてくれている嫁さんのために、自分の怒りをストップさせた。

それからは、その先輩にいじめられても、結婚指輪を触りながら「すみません」
と謝れるようになった。
僕は目の前のこの人に頭を下げているんじゃない。
その先にいる嫁に頭をさげているんだと。

小籔は怒りの対処法として、こんなアドバイスを言っていた。
『きっと誰しも怒ることはあるでしょう。
しんどいな、と思うこともある。
でも、人が怒るときって、〝自分〟が先に立ってしまうから。
「俺が損する」
「私がイヤや」は全部、「俺が、私が」なんですね。
だから自分さえ捨てれば、ほんとうに怒ることはめったにないと思っています。

ちっぽけな自分を俯瞰してみれば、きっと怒りは抑えられる。
そして、誰かのために生きると思えば、人生はきっとうまくいくはず。』

誰かのために生きることを、本気で毎日思う。
小籔はそれが嫁さんの為だと思えたから、怒りをコントロールできたんだろう。
自分を捨てるということが、どれだけ大事なのか。
20代の頃を思い出すと、誰かのために生きることを僕はしていなかった。
だから、先輩とも喧嘩した。
バカでしたね。

今の僕はカフェという仕事がら、人間関係などのお話や相談を受けることがたまにあります。
しかし、小籔のようなうまいアドバイスはなかなかできないんだな。
ただ、人の話はちゃんと聞くようには常に心がけていますので、
お話はいつでもお聞きします。
by cafe_delmar | 2014-07-05 10:08 | デルマー前:波情報