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直感を信じよう
10:00・・今日の波/アタマオーバー・曇り
まだ荒れた海です。

カフェ、元気に今日も営業しています。
(来週は、月曜と火曜に休みます)

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少し前、ビーチであったサーファーの人に元俳優(参議院議員)の山本太郎君について、
「なんかおかしくなりましたね」と言われた。
僕も少し前まで、そうなのかなと思う時もあった。

しかし、メディアではほとんど伝えられていないが、福島の子供たちを
放射能から守るために彼は活動を続けているようだ。
その他、彼の政策は常に弱者を守ろうとする視点で語られている。

もし僕が一度も山本太郎君に会って話したこともなければ、
メディアの情報操作(その人のマイナス情報しか報道しない)話ばかり聞けば、
たぶん、彼のことをああまりよく思わない可能性の方が高いだろう。

でも僕は、震災の数年前に東京からサーフィンを楽しみに来た彼と
デルマーで話をした。大阪のサーファーの友人が彼といっしょに鳥取でサーフィンをするために、
僕のお店で会うために来たから。
その時の彼は、言葉遣いも丁寧で礼儀正しい人でした。
良い人だと思った。

会ったこともない人間の事を正確に知ることは難しい。
山本太郎君に限らず、その人のことをちゃんと知りたいと思えば、
お会いして、話を聞くことが一番だと思う。
まわりの情報は、全て誰かのフィルターを通して伝わってくるから。
ほんとのことを知りたかったら、自分の目で、身体で感じるしかない。

僕はその時の直感を信じたいと思う。
情報だけで人を判断してはいけない。
悪いニュースばかりの話を意図的にされたら、誰だって悪人にされるんだから。
自分が感じた直感を信じよう。
だいたい、それは当たっていることが多い。

彼は著書『ひとり舞台』(2012・2月発行)にこんなことを書いていた。
「これだけ悲惨な事故があって、たくさんの方がつらい状況を強いられている中で、
何も変わらないのって、あまりにも悲しいじゃないですか」

震災から3年が過ぎた今も、ほんとに震災がなかったかのように、
社会は何も変わっていない。
だから、変えようとする人がひとりぐらいいてもいい。

政治の話はあまり書きたいとは思わないのですが、山本太郎君とは
デルマーで会って話をしたので、少し気になる人になりました。

山本太郎君の著書『ひとり舞台』のあとがきで、映画監督の井筒和幸さんは
太郎君のことを次のように書いてありました。
「太郎君を一言で言えば、礼節の男ですよ。撮影現場でもプライベートでも
いつも周りに気を使って礼儀を忘れない。彼は役者なんだけど助監督や技術
のスタッフと一緒に機材を担ぐのも厭わない。・・・・・」
by cafe_delmar | 2014-11-14 10:53 | デルマー前:波情報