16:00・・今日の波/アタマ・曇り
まだ荒れた海ですが、明日はお天気も良くなり、波がまとまりそうな予想です。
カフェ、元気に今日も営業しています。
今日は朝からバタバタと、あっという間に夕方になりました。
僕は商売を始める時から、たくさんのビジネス本をこれまで
読んできました。
たぶん、ビジネス書類なら500冊以上だと思います。
理由は、商売の上手なやり方を勉強しないと、自分だけではわからないからです。
そのなかで、凡人の僕が今でもいちばんわかりやすくて、
勉強になる本がこの本です。
もう10年ぐらい前から、何度も読み返している本。
松下幸之助さんが書いた『商売心得帖』発行:PHP研究所です。
1973年に出版された本ですが、今の時代でも十分通用する内容ばかりです。
商売を続けていくことで大事なことが、わかりやすく書かれている。
その中のひとつの話
自分の店の力を判定する
「商店の主人公が、自分の店の価値というものを正しく判断しない場合は、
おおむね失敗します。
隣の家が店を改造した、たくさんの人をおいた、だから俺の
ところもやってやろうと、
こういうように考える場合もありましょうが、しかしそれだけでは
失敗する場合が多いと思うのです。
それよりも、隣の店はそういうことをやっていい店である、しかし自分
の店はそういうようにやってはいけない、自分の店としてはそういう
ことをやらないで、むしろこういうふうにやったらいいだろう、というように
自分の店に適した商店の経営法というものを、自らキャッチしなければならない
と思うのです。
自分の店の力というものをはっきりと判定し、それをしっかりキャッチして、
その上で商売に処していくということが、極めて大事なことであり、またそこに
個人としての責任というものがあろうかと思うのです。
あの人がやったから、自分もこうしよう、というのではおおむね失敗する
ことが多いのではないでしょうか。」
松下幸之助さんは、やっぱり『みんなと同じはやばい』ということを
わかっていた人なんだなぁ。
幸之助さんは、『みずから判定すること、自分自身を正しく認識すること』が大事だと。
自分自身の評価を正しく判断できる人になる。
商売人に関係なく、生きることで大事なような気がします。
長いあいだ、それができなかったのが僕だから。
幸之助さんの話が身に染みてわかります。