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気質が似ている作家だ
14:00・・今日の波/クローズ・雪&曇り

カフェ、今日も元気に営業しています。
4日(日曜)までは、営業しています。

元旦から雪が良く降ります。
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デルマー駐車場の雪かき中
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夜は、悠とも雪かきを手伝ってくれた。
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元旦の読書
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元旦から読んだ本は、好きな作家の一人、伊集院静のエッセイ。
僕より13歳年上の作家だ。
この人の自分の生い立ちや、家族との関係、まわりの人との関係を読んでいると、
自分と似たところがある人だなと、共感するところがある。

父親とうまくいっていなかった伊集院さん。
家族との関係がうまくいっていない人はたくさんいる。
お店を始めてから、そういう人が多いことを知るようになった。
家族だから愛し合えるとは限らない。
けれど、家族だから自分のことより大切にしたい気持ちもある。

伊集院さんは、若かった頃、いろいろな厄介ごとをしでかして、
お母さんに迷惑をかけていた。

「そんな時、母は笑いながらわざと男言葉を使って、私を慰めようとした。
・・・若かった私は、それさえも腹が立った。
言い返しても母は笑顔を止めなかった。
笑顔の裏に、一番泣きたかった母の顔があったのを、私は最近、やっと気付いた。
ともかく私は鈍い。」
著書『母の男言葉』本文より

このエッセイを読んで、あー、俺も同じだなと思った。
自分がどれだけ親に迷惑をかけてきたのか、50を過ぎてよくわかるようになった。
鈍い男だなぁ。
伊集院さんと同じように、俺は鈍い男だと思った。
by cafe_delmar | 2015-01-02 14:55 | デルマー前:波情報