7:30am・・今日の波/ヒザこし・雨
明日から寒気が入り、また海は荒れてくるでしょう。
カフェ、今日も元気に営業します。
悠人の6年生最後の授業参観。
6年生の教室の廊下からは、サーフポイントが良く見えます。
一年ぶりぐらいに映画館で映画を観た。
沖縄へ行く前日に大阪で。
平日の昼間の映画館は、60歳を超えた人たちばかりだ。
僕がもし、大阪でサラリーマンをして定年を迎えてたら、たぶん、
平日の昼間は映画館に通うオッチャン、いやおじいさんになっていただろう。
観た映画は、「6歳の僕が、大人になるまで。」
6歳の主人公を12年間撮り続けた、家族の物語。
ドキュメントではない。
主要な同じ俳優を、毎年12年間撮り続けた。
だから、撮影期間は12年だ。
僕は、6歳の主人公には興味がなかった。
見たかったのは、離婚した父親役のイーサン・ホークと母親役の
パトリシア・アークエット。
二人の12年間で変わる風貌が興味深い。
特に、パトリシアは、12年後太った中年のおばさんになっていた。
昔はきれいな女優だったのにな。
白人て、歳をとると太る人が多いね。
イーサンは、しぶい父親役の大人に成長していた。
この映画では、イーサンがなんかカッコいい。
俳優も、12年経てばかなり変わることがよくわかる映画だ。
これといった感動する出来事も何もない映画だけど、どこにでも起きる生活の困ったこと、
つらいこと、家族が一緒にいることが普通に描かれている。
そんな、自分のまわりの日常の世界を、スクリーンを通して俯瞰させてくれる。
子どもなんて、いつの間にか大人になる。
親として子供に深くかかわる時間を意味なく失わないようにしよう。
そう思えた映画だった。
10代の子供を持つ大人にオススメの映画です。
PS/映画の中で、小学生の主人公が転校して、新しい学校の教室で
クラスのみんなに紹介される場面がある。
日本の学校だと、教室のいちばん前に立たされて、黒板に名前が書いてあって、
先生が隣に立って紹介してくれる。それから、その転校生がクラスのみんなにあいさつする。
映画のシーンのアメリカの学校では、自分の机のところで先生に紹介されるだけ。
あっさりしたもんだ。
なんでこのシーンが気になったかというと、僕は小学校を4回も転校したからだ。
そのたびに、黒板の前で自分の名前を言って挨拶をした。
あの時の恥ずかしさは、体験した人しかわからないだろう。
知らない土地で、まだ誰も友達がいないあの教室の居心地の悪さは
もう体験したくない。