モノを買うんじゃなくて、新しいライフスタイルを始めるんだ。
9:00am・・今日の波/ほぼフラット・晴れ
カフェ、今日も元気に営業しています。
今週は、木曜日にお休みさせていただきます。
息子、悠人の小学校の卒業式があります。
春が近づいたら、くぎ煮の季節です。
神戸のサーファー、アッキーさんから手作りを送っていただきました。

サーフワックスの定価(メーカー価格)が値上がりしています。円安の影響です。
1個・税込(302円)になりましたが、デルマーでは今月末までは、2個・350円(税込)のまま、
販売しています。 ただし、4月からちょっとだけ値上げさせていただきます。

サーフボードは簡単に買えます。
僕がサーフィンを始めた32年前は、サーフショップでしか買えなかった。
今は、お店以外にも、ネットショッピングでワンクリックで簡単に買える。
1980年代に波乗りを始めた僕には、こんな時代が来るなんて想像もできなかった。
今の時代、サーフボードは簡単に買えるが、サーファーには簡単になれない。
ボードを安く簡単に手に入れることはできても、波に乗ることはそれほど簡単ではない。
初めてサーフィンをする人にとっては、波に乗ることは見た目ほど容易ではないからだ。
ただし、僕がサーフィンを始めた頃に比べて、今は初心者に乗りやすいボードが
たくさんある。だから、昔に比べると、サーフボードの選び方をまちがえなければ、
早く波に乗る楽しさを味わえる。
1980年代の僕がサーフィンを始めた時代は、サーフショップにおいてあるボードは、
99%ショートボードだった。
初心者から、ショートボードに乗るのが当たり前の時代だった。
だから、最初は難しかった。
僕の友人たちも、いっしょによく海に通ったけれど、うまく波に乗れないから、
しばらくしたらみんな止めてしまった。
僕も、最初の頃は全然ダメで、うまく波に乗れなかった。
それでも、海に行くのが楽しかった。
上手に波に乗りたいと思った。
だから、海に通い続けた。
サーフィンのセンスなんて全くない僕だった。
ただ、今ある程度波に乗れるようになったのは、やっぱり波に乗るワクワク感が
楽しかったから。
海に来ると、気持ち良かったから。
諦めないで、波乗りを続けたから。
ただ、それだけ。
今まで、波乗りの知識がない人がネットでサーフボードを買って、自分に合わない、
乗りにくいボードを選んでいる例をたくさん見てきました。
そんな人たちが「うまく波に乗れない」と、僕のサーフィンスクールを受けに来ました。
これからサーフィンを始める人は、初めにどんなボードを選択するかがすごく重要です。
知識と経験が豊富なお店の人から、良いアドバイスを受けてください。
ただし、ただモノを売るだけのお店はやめた方がいい。
サーファーになるということは、ただサーフボードを持っていることではなくて、
今まで感じたことのない、海の中でしか感じられない体験をすることだ。
海に通い続けるという、新しい生き方を手に入れること。
波に乗り続けると言うことだ。
それはいつでも始められるけれど、いつでもかんたんに止められる。
それが波乗りというもんだ。
サーフィン雑誌ナルーの最新号に、「サーファーとして生きる」というテーマがあり、
その中のひとりで、ハワイのビッグウエーバーとして有名なデイヴ・カラマの
コメントが良かったので紹介します。
『サーフィンはただ波に乗ることと、思っているなら、
大切な部分を失ってしまっている。』