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横綱を辞めてからが自分の生き方だった。
12:00・・今日の波/ひざ下・晴れ
夏のような暑さが戻ってきました。

カフェ、元気に営業しています。

ママと遠足に行けるのがうれしかった春樹。
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元若乃花の花田まさるさん。
大関だった父の初代貴ノ花の長男として生まれ、17歳で相撲界に入り、
横綱に昇進。引退後は親方になるが、わずか9か月で日本相撲協会を退職。
それからは、タレント、スポーツキャスター、アメリカンフットボールへの挑戦、
ちゃんこ店の経営など。さまざまな経験を積んできた。

花田さんは、父親のすすめに従い相撲界に入る。
相撲が好きではなかった花田さん。
「横綱になったらやめさてやる」と父に言われた。
引退してから親方になるが、すぐに辞めた。
相撲協会に残れば毎月給料がもらえていたのに。
その後、テレビの世界で4本のレギュラーを持つタレントになるが、
夢だったアメフト選手になるために、自ら稼ぎが良かったテレビの仕事を辞めた。
アメフト選手になる夢は失敗した。
経営していたちゃんこ屋の株は売却したが、思っていたほどの金額ではなく、
離婚した前妻に全部渡した。

今の花田さんの生活は、
『家でふつうに美味しいものが食べられればいい。あとは、3か月に一度ぐらいは
外へ行ってお酒が飲めればいいぐらいです。』

いろいろと失敗してきたから、今の生活があるという花田さん。

相撲界を去るまでは、親の期待に沿って生きた他人の人生だった。
自分が選んだ生き方を歩き出したのは、相撲の世界から離れてから。
だが、それから選んだ自分の生き方では、いろいろと失敗してきた。
失敗をたくさん経験してきたからわかったことがあると言う。
『失敗をしたことで他人の気持ちもわかりますからね』

お金や名声よりも、自分に正直に生きることを選んだ花田さん。
その生き方に共感を覚えました。
くわしいインタビュー記事は、雑誌「通販生活・2015春号」に掲載されています。

花田さんに限らず、他人の期待に合わせて生きている人って、多いんじゃないかな。
いろいろな本で紹介されているので知っている人も多いと思いますが、
オーストラリアのホスピスで看護師をしていたブロニーさんは、死を迎える患者たちが
最後に後悔していることを聞き、記録し続けた。その結果、最も多かった答えは
他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった』
人生は短い。
まだ自分に正直に生きていないのなら、花田さんのように自分が選択する生き方に
変えるべきかもしれない。
なぜなら、失敗よりも、自分の人生に後悔することのほうが怖いと思うから。
by cafe_delmar | 2015-05-22 12:43 | デルマー前:波情報