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辛口編集長の本音コラムはおもしろい。
6:30am・・今日の波/ひざ下・曇り&雨

カフェ、今日も元気に営業しています。
朝8:50分からオープンです。

去年6月に行ったタイ・プーケットのカタビーチ。頭ぐらいの波から上がったら、ユウトと春樹がビーチにいました。

本屋さんでは販売していないサーフ雑誌。最新号が届きました。
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サーフィン雑誌を読んでいると、日本人の若手のサーファーが世界ツアーの
シード選手に入るという目標をインタビュー記事によく書いてある。
掲載しているサーフ雑誌も、有望な選手が出てきたみたいに持ち上げる内容が多い。
まあ、雑誌に広告を出してくれるスポンサーがらみなのもわかるけど。

そんな業界の中で、唯一現実のコンペテションの日本サーフィン界の
ことを語るのが、F+というサーフ雑誌の編集長だ。
最新号にはこう書いていた。
「今さらだけど、みんな仲良く(ランキング)100番あたりに何年もとどまっている日本人が、
WCT(世界プロサーフィンツアー)に入ることは、現時点では夢物語だと思う」

ほんとのことはみんな言いづらい。
嫌われたくないから。
そんな中で、この編集長のリアルな話は共感できる。

日本人が世界に通用するスポーツは、昔からボクシングが有名だ。
具志堅さんをはじめ、過去、たくさんの世界チャンピオンがいる。
同じ個人競技の世界で、なぜサーフィンの世界では全く世界レベルに達しないのか。
やはり、個人のハングリーさが違うんだろうな。
ボクシングの世界では、日本チャンピオンになったぐらいでは、
楽に生活できるほど食えない。世界チャンピオンになって、やっとアルバイトを
しなくても食えるようになる。
そのてん、サーフィンの世界では、日本チャンピオンになったら
そこそこスポンサーがついて、楽に生活できるお金がもらえるんだな。
だから、ボクサーとは本気度がちがう。
負けたら明日がないと言うボクサーと、日本人だけの試合で勝てばいい世界(サーフィン)とは、
もともと全く違う世界だ。

負けたら明日がないから、漫画の『明日のジョー』が生まれたのか。
最後はリングの上で燃え尽きて死んでしまった矢吹ジョー。
漫画の世界だったけど、カッコよかったし、現実の世界と共通する世界観もあって、
すごい感動したなぁ。

まあ、日本のコンテストサーファーの話もいろいろあるけれど、
サーフィンは試合ばかりの世界ではない。誰もいない海で、
自由に自分のスタイルで波乗りを楽しむこともできる。
上手いか下手は関係なく、ただ自由に波に乗る楽しさがある。
自由な世界の波乗りと旅。
それが僕の目指す波乗りかなあ。
by cafe_delmar | 2015-06-20 07:30 | デルマー前:波情報