8:00am・・今日の波/こし前後・晴れ
今日も暖かくなりそうです。
カフェ、今日も元気に営業しています。
5日まで、休まず営業します。


10代の後半の頃の僕は、家族団らんでご飯を食べることが
なんとなくうっとおしく思えた。
家族と一緒にいるのが、なんかいやな時があった。
今その30年以上前を思い出すと、家族が一緒にいたから
今の自分があるんだなと思える。
そう思うと、今の両親がいて良かったと素直に思えます。
去年読んだ本のベスト5の中のひとつ、
著者:下重暁子 『家族という病』
「我が家にはごく小さい時を除いて、いわゆる
家族団らんというものがなかった」
著書本文より
下重さんは、「家族ほどしんどいものはない」と書いている。
この人は、仕事では成功して、経済的にも裕福で、結婚もしている。
しかし、家族という関係においては、幸せではなかったのだろう。
年が明けたばかりの今日も、年賀状が届いている人は多いと思います。
下重さんは、「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と書いている。
僕も、いろいろな友人・知人から家族写真入りの
年賀状は貰っていますが、
幸せの押し売りとは、一度も思ったことがない。
人は自分の価値観で、ものごとをいろんなふうに受け止める。
下重暁子さんの本、家族とのかかわり方について、
あらためて考える良いきっかけにはなりました。
世界に一つしかない自分の家族。
その家族をいちばん大切に思う気持ちが、
居心地の良い
家族団らんがある日常にあるんだろうな。
家族を病のひとつという捉え方。
そう思う人生だけは絶対に送りたくない。