8:00am・・今日の波/アタマ・晴れ
カフェ、今日も元気に営業しています。
オープンは、朝8時50分からです。
☆お知らせ
27日(土曜)は、親子グルメスイーツがあり、真樹ちゃんが講師のため、
カフェはお休みさせていただきます。
今回の受け付けは終了しています。

前回(12月の)のグルメスイーツ講座の様子


たくさんの本を読んでいると、いろいろなことが学べます。
最近、僕の価値観を変えた本は、出口治明氏の
「人生をおもしろくする 本物の教養」
発行:幻冬舎新書です。
その本の中で、領土をめぐる問題の概念について、陸続きの
ヨーロッパでは、「固有の領土」という概念が日本とは違うと
書かれていました。
近代のドイツは、プロセインが発祥の地ですが、その首都は、
現在ロシア領にあり、その他の地域はポーランド領にあります。
また、トルコ共和国の発祥の地は現在のモンゴル高原ですが、
トルコ人は、モンゴル高原を固有の領土などとは呼びません。
つまり、ヨーロッパでは、『固有の領土』という概念は
存在しないのです。
戦争で負けて、領土をとられてしまったら、
もうどうしようもないのです。
ローマ帝国時代から戦争ばかりで、陸続きのヨーロッパの概念と
島国で戦争がそれほどなかった日本とは、
全く違う価値観なのです。
このことを、学校で歴史の事柄だけじゃなくて、
概念の違いがあるということも学ばないといけない。
それは、商売にも言えることだと思います。
お客様の立場でいつも考えることができるか。
自分の立場でしか物事を考えることができなかったら、
稼げないのです。
早く食べたいと思う人がレストランにきたら、
いちばん早く出せるメニューを教えてあげる。
お店のおすすめメニューの、
時間がかかるものではないのです。
国の領土の歴史観から、それぞれの立場の違いを、
ビジネスの場面でも考えることができました。
「勉強とは、考えることができる立場の数だ。
考える立場の数だけ、稼げる」
参考文献
著者:中谷彰宏
「学びをお金に換える勉強」