7:30am・・今日の波/ヒザモモ・曇り
小さいですが、きれいなうねりです。
カフェ、今日27日(土曜)は臨時休業しています。
隣町の浜村で、グルメスイーツ講座の講師に、
真樹ちゃんが参加しているためです。
保育園に春樹を迎えに行った時に飾ってあったひな祭り。

アメリカの大手経営コンサルタントで働き、
アメリカ本社勤務を経て、33歳のときに起業
した岩元さん。
7000万円の資金調達に成功し、事業をスタートさせました。
これまでの営業経験と経営ノウハウで急成長すると
考えていました。
しかし、現実は考えていた通りには・・・。
うまくいかなかった。
事業開始わずか8か月後には、7000万円が底をつく
状況になりました。
それから、岩元さんは、事業が回復する1年半の間、
無給で働いた。
なぜ、エリートで、経験豊富な岩元さんの事業が
当初、うまくいかなかったのか?
理由は単純でした。
お客様を獲得できなかっただけ。
どんなにたくさんの経営の知識を持っていても、
お客様を岩元さんは獲得できなかったのです。
岩元さんには足りないものがあった。
お客様を獲得する(集客する)ノウハウがなかった。
つぶれかかった会社を立ちなおすため、岩元さんは
考え方を変えます。
カッコいい経営ごっこをやめて、商いを始めること
を決意したのです。
MBAをもっていようが、大きな会社のエリート出身だろうが、
集客できなければ、お客様を獲得できなければ、
会社も商店もつぶれます。
自分の商売を考える時、お客様を集客するには
どうすればいいか。
考えた方法が、ほんとうに正しいか。
たとえば、美味しい料理やスイーツを作ればお客様が
来てくれると考えていたら、あぶないですね。
世の中に、美味しいお店は星の数ほどあります。
自分のお店だけは、特別だと思っちゃいけない。
おいしいお店だったのに、つぶれたお店は
たくさんあります。
無給でも、諦めずに自分の会社を再生させた岩元さん。
その過程で気づいたことは、経営者である前に、
商売人でなければならないということ。
事業も商売も、「商い」をするということを忘れてはいけない。
岩元さんの経験から、そのことがよくわかりました。
商いの原点、松下幸之助さんの本を、
もう一度読み返してみようと思います。
参考文献
『稼ぐ人だけが知っている!13の気づき』
著者:岩元貴久
発行:フォレスト出版