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減少していく業界でも、生き残るお店。
9:00am・・今日の波/静かな海・晴れ
今日は暑くなりそうです。

カフェ、今日も元気に営業しています。
オープンは、朝8時50分からです。

☆大人のサーフィンスクール、受付中。
40歳以上の方、大歓迎。
レンタルボード&ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)

今日の海
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今月の読書
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東京都江戸川区で、94年から本屋を営業している
清水克衛さんの著書『他助論』を読みました。

清水さんが経営する本屋さんの名前は
「読書のすすめ」です。
ちょっと変わった名前ですよね。

営業内容も変わっています。
いわゆるベストセラー本をたくさん並べていません。
メーカー(流通)が売りたいん本ではなく、
清水さん独自の目利きで選んだ本が
品揃えされています。

お客さんにも声をかけます。
「この本を読んだら元気が出ますよ」

さらには落ち込んでいる人がいたら、
『ちょっと近くの居酒屋で一杯、どうですか?』
と飲みに誘ったりする。

そんな本屋さん、ふつうないですよね。

ただ、本(モノ)を売っているお店じゃない。

人と人とのかかわりが始まるお店なんです。

書店の経営は、今すごく厳しい。
1999年から2015年までの間に、8808軒の
書店が消えています。
個人経営の書店が、毎年どんどん廃業しています。

清水さんのお店、誰もが気に入るお店じゃないけれど、
求めている人がいる。
それだけで、お店を継続していける。

立地が悪く、
「そんなところで本屋をやっても儲かるわけがない」
とまわりに言われた清水さん。

儲かるから商売をするのか?

そうじゃないだろ。

僕のお店も立地が悪い。

ある流通業の知り合いの社長さんに、
「マスター、こんな立地でよくお店始めましたね。」
(悪気はなくね(^_^;))

そんなことも言われたことがある。
 できる経営者なら、そう思うのは当たり前だ。

冷静に考えたらそうだろう。

ただ僕は、儲けたいからだけの考えで
商売を始めたわけじゃない。

海辺のこの町(青谷町)で家族と暮らしたかったから。

ここで、なんとか家族が食えたらいいと思ったから。

ただ儲けたいとかは考えなかった。
とにかく、家族で暮らしていければいいと思った。

喫茶店も、かなりの数のお店が
平成の時代になってから廃業している。
書店業界と同じです。

じゃあ、生き残るにはどうすればいいか。
自分の頭で考えるしかない。
ひと(メーカー、仕入れ業者)まかせで
うまくいく時代はとっくに終わっている。

だから僕は学び続ける。
自分で考えて、行動するしかないから。
それが自立するってことだろう。
by cafe_delmar | 2016-04-26 10:06