視点が内向きだと、価値があることが何かわからない。
日曜日の夕方/静かな海・晴れ
運動会から戻りました。
波はないので、久しぶりに陽が高いうちからビールを飲む。
(正確には、発泡酒ですけどね)
うまい。
すぐに酔いが回ってくる。
もう寝ようかな。
まだ早すぎるのでやめた。(^o^)/
運動会で食べるお弁当。参加した子供たちがそれぞれ食べるお弁当は、世界一価値がるお弁当だ。
春樹が大好きなドラえもんのお弁当作ってあげた真樹ちゃん。
お母さん、お父さん、おばあさんが家族のために作ってあげたお弁当。その家族にとってはいちばん価値があるお弁当だ。そんなお弁当を家族で食べるだけで、幸せは味わえる。
今週、NHKの番組で、鳥取の若者の流失という
問題の討論番組がありました。
どうしたら、鳥取県の若者の県外への流失を止められるか。
人口減を止められるかと言うテーマだった。
そんな中で、東京で仕事をしている鳥取出身の方たちの
意見に僕は共感できる部分が多かった。
反対に、県内に就職している方たちの話は、ありきたりで、
鳥取の魅力を伝えるには不十分な話だと思いました。
海や山の自然、地域のつながり。
そんなことは何の魅力でもない。
中国エリアなら、島根県でも、山口県でも、美しい自然はあるし、
地域のつながりもある。
東京でも、下町には地域のつながりが強い場所がある。
名前を変えたら、どこにもでもあるものは
独自の価値でもなんでもない。
商売も同じだ。
他と同じことをしていたら、選ばれる選択は値段の安さだけ。
独自の価値をどう伝えるか。
アメリカ、日本で人気のあるドミノ・ピザ。
しかし、創業当初はまったく売れず、
倒産しかかっていました。
そこで、創業者のトーマス・S・モナハンは、お店から距離が近い
キャンパス街に、こんな広告を打ちました。
『あつあつのピザを30分以内お届けします。
遅れたら値引きします』
当時のアメリカのピザ屋さんは、配達時間が遅れる
のが当たり前の業界だったのです。
トーマスは、つぶれかかったピザ屋を、独自のUSP
(自社や自製品が持つ独自性)で
成功へと導いたのです。
もし、鳥取から若者を流失させたくないのなら、
独自の価値を作り、広めることが必要だと思います。
人は、価値のないものにはおカネを払わないし、
自分にとって良いと思えない場所には、離れていくのが
あたり前だから。