自分の出発点を知ることが、うまく生きていく方法かもしれない。
9:00am・・今日の波/クローズ・曇り
まだ海は荒れています。
カフェ、今日も元気に営業しています。
温かいスープセット、ありますよ。
身体がほっこり、ほっこりします。
☆年末年始、元旦は営業します。
カフェのオープンは、朝8時50分からです。
☆大人のサーフィンスクール、受付中。(11月初旬まで)
来年のスクールのスタートは、4月中旬からです。
スクールの方は、温水シャワーが無料で使えます。
40歳以上の方、大歓迎。
レンタルボード&ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)
☆SUP(スタンドアップ・パドルボード)レンタルもあります。
★ペンションは、一日一組限定です。
ビーチまで歩いて1分。
(ランチタイムの11時から15時までは厨房作業のため、電話に出れない場合があります。)
先週、石垣島から帰り、大阪で入った緑地公園にあるスターバックス。
店員さんが僕の携帯で撮影してくれました。(ありがとうございます)
すごく良い笑顔の女性のスタッフの方で、『気持ちの良い笑顔が人の気持ちを良くしてくれる』
あらためて、そのスタッフの女性から教えられました。
これも、旅から学べる一つです。
村上の春樹の短編集のなかに書かれていた言葉。
僕は出発点が
『なにものでもない一介の人間』であり、
丸裸同然で人生を開始した。
この文章を読んで思いだした人がいる。
アメリカの大手投資会社、ゴールドマン・サックスの
社長ゲーリー・コーンだ。
彼は識字障害だったので、小学生の時、
1年やり直した。
字がまともに読めなかったが、それでもなんとか
大学を卒業して、
アルミサッシの会社のセールスマンになった。
ある日、彼はウォール街を訪ねた。
そこで、空港へ向かうタクシーに乗り込もうとした
大手証券会社の管理職に相乗りしませんかと誘った。
そうして、空港に着くまでの1時間、就職活動して、
自分を売り込んだ。
それから後日、面接を受け、株の知識がほとんど
ないにもかかわらず、タクシーの中で言った
はったりで採用された。
もし、株の知識があまりないと見破られたら
クビになるかもしれない。
でも彼は失敗を怖がらず、ウソを言って、
ウォール街での仕事にありついた。
ウソやはったりで、ウォール街での職を得たことを
コーンはこう言う。
『しかたがない、それが自分という人間だから』
なぜ彼はそんな大胆なことができたのか?
彼には失うものがなかったからだ。
子供のときからの識字障害者だった彼は、
失敗には慣れっこだった。
大人になるまでに、たくさんの失敗と、
多くの人に笑われ続けた。
それからの彼は、トレーダーとして成功し、ついに
ゴールドマンサックスの社長にまでなった。
初めから失うものがない人間だと思えば、
失敗をうまくやりすごす術を覚える。
参考文献
「女のいない男たち」村上春樹著
「逆転!」マルコム・グラッドウェル著
あとがき
貧乏とまで言わないけれど、僕の家庭はけっして裕福
ではなかった
大阪の下町で育ち、学歴もいいわけじゃない
自分を振り返り、
「なにものでもない一介の人間の一人」だと、
自分の出発点を、村上春樹は僕に教えてくれたような
気がします。