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自己肯定感が低い人は、自分を傷つけてしまう生き方をする
9:00am・今日の波/フラット・曇り
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一度観た映画ですが、『フォレスト・ガンプ』

をもう一度観ました。

1994年の作品です。

有名な映画なので、知っている人も多いと思います。

トム・ハンクスが主演のガンプを演じています。

そのガンプの恋人で、ジェニーは小学生からの

幼なじみです。

人より知能指数が劣っていたガンプは、スクールバスに

乗っても、誰も隣の席に座らせてくれないいじめにあいます。

その時、隣の席に座らせてくれたのがジェニーです。

ジェニーは、お父さんと二人だけの家庭で、そのお父さんから

家で虐待を受けていたからです。

だからガンプに優しくできた。

その後ジェニーは、ガンプと結婚するまで、

ドラッグにはまったり、ヒッピーのような暮らしを続け、

自分を大切にする暮らしから、ほど遠い日々を送った。

ガンプがベトナム戦争から戻り、再会してしばらくして、

二人はガンプの実家で一緒に暮らし始める。

一人で育ててくれたガンプのお母さんは、すでに亡くなっている。

その時、近くに有ったもう誰も住んでいないジェニーの家

に、ジェニーは一人で石を投げ続ける。

そう、ジェニーは幼いころに虐待を受けた傷が

癒えてはいなかった。

お父さんをずっと許せないでいた。

家族から愛されていなかった自分が嫌だった。

だから、大学を中退した後、自分を傷つつけるような

生き方をしてしまった。

最後にその生き方のつけがまわって、ジェニーは、

ガンプとの間に男の子を生んで、エイズで早く死んでしまう。

この映画は、ガンプという純真な心を持った男の

人生を描いているのですが、ガンプが愛し続けた

ジェニーの生き方も、いろいろと考えさせられる物語です。

家族から愛されなかったジェニーは、たぶん自己肯定感が

低いまま大人になってしまったように、僕には見えました。

親が一番にすることは、子供を認めてあげること。

ただ、愛してあげること。

僕が親になってもう一度観たフォレスト・ガンプは、

そのことを教えてくれました。

あとがき

この映画の有名なガンプが言うセリフです。

『ママは言っていた。

人生はチョコレートの箱みたいだ。

食べるまで中身はわからない。』

ベトナム戦争で、ガンプの上官だったテイラー中尉役の

ゲイリー・シニーズの演技もすばらしかったし、

ジェニー役のロビン・ライトも良い演技をしていました。

子どもを育てている方に、お勧めの映画です。



by cafe_delmar | 2017-05-24 10:23 | デルマー前:波情報