9:00am・今日の波/フラット・雨
カフェ、本日(月曜)は定休日です。
カフェのオープンは、朝8時50分からです。
ラストオーダーは、18時30分ごろです。
☆大人のサーフィンスクール、受付中。(11月初旬まで)
2018年は、4月中旬から再スタートします。
ひとりでも受付しています、気軽にどうぞ。(3日前までの予約制です)
スクールのときは、温水シャワーが無料で使えます。
波がないときは、無料キャンセルできます。
40歳以上の方、大歓迎。レンタルボード&レンタル・ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)
リーシュ、サーフWAX、ビーチサンダル、日焼け止めも置いています。
☆SUP(スタンドアップ・パドルボード)レンタルもあります。
☆ペンションは一組限定、和室で4人までお泊りできます。
昨日は久しぶりにブログを書けませんでした。
朝7時から仕事が始まり、お店の営業が終わって、カレーの仕込作業が完了したのは夜11時でした。
さすがに、もう疲れてパソコンを開く余力が残っていなかった。
ランチタイムの忙しさが終わって、夕方に1時間半だけ海に入りました。
海の中は、僕ともう一人のサーファーさんだけの二人きり。
たまに入るセットの腰波を楽しめました。
サーフグローブなしで入ると、初めは手が冷たいですね。
寒がりの人は、まだグローブした方がいいかな。
僕と入れ違いに海から上がっていたのは、デルマーの仲間の女性二人。
30代の女性です。
冷たい冬の海でもサーフィンを楽しむ二人。
やらない人には、冬の海に入るの?
とびっくりされますが、好きなことはそれほど大変ではないんです。
ようは、本気で好きがどうか、やりたいことかどうかです。
昨日のお昼は、悠とが洗い場を手伝ってくれました。スタッフのハルト君と。
30年以上前の初夏のころ。
逗子の海岸で、ひとり昼間からビールを飲んでいた時だ。
ぼんやりと海を見ていた。
隣にいた、海を見ていた老人が指差したのは、木造2階建ての古いホテル。
「家賃が高そうだ。金があまりなくて」
「金なんか大丈夫。まあ泊まってみなさい」
たったそれだけの会話で、私はそのホテルに7年半という歳月、世話になった。
東京を離れ、人生をやり直す場所を探していた男に
声をかけてきた老人は、ホテルの支配人だった。
男がやっと仕事をするようになると、その老人は男にいつもこう言った。
「損、得で仕事を選んじゃ淋しい人生になりますからね。
おおらかが一番イイ」
このエッセイは、『いろいろあった人へ』伊集院静著 講談社
の中の一文です。
この話を読んで、『あー、まっとうな人の生き方を教えてくれる
時期はもう過ぎてしまったのか』と思いました。
なぜかと言うと、僕は55歳です。
20代30代の人には、50代60代の良い大人が、ホテルの支配人のように、
人の生き方のヒントを教えてくれる場合がある。
ただ、もう50を過ぎたおっさんに、「お前な、こうした方がいいよ」というような
人生の教えみたいなことを言ってくれる人はいないだろう。
「おおらかに生きなさい」
僕にもそう言ってくれる人が欲しかったなぁ。
今の僕は、自分の子供に「おおらかに生きろ」と教える側に
なったのかもしれません。
ただ、まだ僕自身、おおらかに生きていないので教える人でもない気がします。