好きでも稼げないプロスポーツは、世の中にたくさんある
9:00・今日の波/こし前後・雨
カフェ、今日も元気に営業しています。
お知らせ
ゴールデンウィークのペンションの予約が入りだしています。
泊まりを予定している方は、早めに予約のご連絡を!!
カフェのオープンは、朝8時50分からです。
ラストオーダーは、18時30分ごろです。☆大人のサーフィンスクール、受付中。
(11月初旬まで)2018年は、4月中旬から再スタートします。
ひとりでも受付しています、気軽にどうぞ。(3日前までの予約制です)スクールのときは、
温水シャワーが無料で使えます。波がないときは、無料キャンセルできます。
サーフィンスクールは40歳以上の方、大歓迎。
レンタルボード&レンタル・ウエットスーツもあります。
(ロングボード・ファンボード・ショートあります)リーシュ、サーフWAX、ビーチサンダル、日焼け止めも置いています。
☆SUP(スタンドアップ・パドルボード)レンタルもあります。
☆ペンションは一組限定、和室で4人までお泊りできます。
種子島では、移住して仕事をしながら波乗りを楽しんでいるライフスタイルの
人に出会いました。

ショルダーがきれいに張ってくる玉石のポイント。
レギュラーオンリーの波でした。


今月から、日本のプロサーフィン(JPSA)の大会のシーズンが始まりました。
だいたい、毎年ショートのプロの大会は7戦前後です。
今年の初戦に優勝したプロ選手、メインスポンサーがいません。
決勝に残った他の3人のプロも、サーフボードやウエット、アパレルの
スポンサーがついていない人もいる。
ここ数年のサーフィン業界のマーケットの状況が良くないので、
スポンサーがつかないプロは他にもたくさんいます。
プロサーファーとはいえ、副業なしで生活費をまかなえる人はごくわずかです。
ほとんどのプロは、サーフィン(スポンサー)だけの収入は年収200万以下
だと思われます。
仮に優勝しても、そのほとんどの大会の賞金は100万以下です。
これでは、年に一度ぐらい優勝しても、あっという間に生活費でなくなります。
サーフィンを好きなだけやりたいなら、仕事で成功することです。
ある人を見て、僕はそう思いました。
40代からサーフィンを始めて6年ぐらい経つMさん。
お店でコーヒーを飲みながら話をしていると、数年前、年に120回以上海に
入ったと教えてくれました。
(波乗り日記をつけている人です)
ということは、3日に1回、サーフィンするために海に入ったということです。
なぜそんなに海に入れたのか?
答えは簡単。
Mさんが会社経営者だからです。
仕事で成功された人だから、自由な時間を自分で調整できるんです。
サラリーマンや、僕のようなあまり儲けていない個人事業主は、そんな
自由な時間があまり取れないのが現実です。
サーフィンを思いっきり、好きなだけやりたいなら、経済的自由を
手に入れるほうが、プロサーファーになるより賢明な選択です。
まずは自分の仕事で成功する。
食えないことには、自由に遊べませんから。
僕はまだまだ自由に海に入れるような仕事人ではないので、努力の量が
足りないのかもしれません。
あとがき
僕はサーフィン関連の商品を輸入・卸しする会社で、20代から42歳まで
大阪で働いていました。
その中で、多くのプロサーファーも見てきました。
現役(コンテスト)を引退してから、いつ間にか消えていったプロサーファーが
たくさんいます。
サーフィン業界だけで食える人はごくわずか。
サッカーや野球のような人気がないので、業界内で稼げる仕事が少ないんです。
最近聞いたのですが、僕が以前勤めたサーフィン商材の輸入商社の後輩が、
中途採用の募集をかけても働きたいと思う人が来ないと。
というわけで、以前4人で担当していた営業エリアを、
今は二人で担当しているそうです。
まあ、ネットショッピングが普及してから、卸すお店も減っていると思いますが。
そのうち、AIが代わりに営業してくれるようになる日も近いかも。