2019年 01月 16日
外野席から野球をいっしょに観た女友達。
9:00/今日の波・アタマオーバー・曇り&雨
カフェ、今日も元気に営業しています。 春樹と真樹ちゃんが作ってくれたケーキをいただきました。 ![]() ![]() 昼過ぎから、波が上がりました。 海は貸切で楽しめたようです。 ![]() ![]() 今月の読書 ![]() プロ野球の名監督として有名な野村克也さん。 高校を卒業して南海ホークスに入ったのは、 テスト生としてだ。 しかも、その採用された理由は、ブルペンキャッチャー としての、ピッチャーのボールを受ける練習要因。 使い捨ての非正規雇用のスタッフのようなものです。
家が貧乏だった野村克也は、何としても1軍に上がって お金を稼ぎたかった。 しかし、入団1年目のオフに球団からクビを宣告された。 その時、涙ながらに、母親を悲しませるわけにはいかないと、 球団にお願いした。 その涙の訴えでクビを免れた野村克也は、翌年、またクビの 宣告を受けないように、1軍に上がる決意をする。 壁と言われるブルペンキャッチャーでは終わりたくなかった。
そのために何が必要か、野村が考えたことは。 「人の3倍、練習しよう」 その成果が出て、入団4年目にホームラン王になる。
しかし翌年、突然打てなくなった。 その原因は、変化球への対応ができないということだった。 カーブが打てないと言われた。 イチローのような一流選手(強者)は、ボールの変化に身体が 対応できるが、弱者の野村克也はそれができなかった。
いくら練習量を増やしても、バッターとしての技術力が足りない と気づいた野村克也は、 「弱者(自分)は頭を使うしかない」と考えた。 それでやったことは、当時南海にいたスコアラーに、毎試合ごと、 相手ピッチャーが野村克也(自分)に投げてくる球種とコースを 記録してもらい、そのデータを毎試合後にもらって自分で整理した。 そうやって、相手ピッチャーの配球を読めるようになり、 またピッチャーの投げるクセを徹底的に分析し、次にくる球を 読めるようになり、3割バッターにもどり、ホームラン王 争いができる選手になれた。
監督となってからも、野村克也は頭を使い、データを大いに活用して 弱小球団だったヤクルトを何度もリーグ優勝に導いた。 長嶋やイチローのような一流選手じゃなかった野村克也は、 自分のことを敗者(弱者)だったと思えたからこそ、変わる ことができたという。
この本を読むまでの僕の野村克也さんのイメージは 全然違うものでした。しかし、読んでから大きく変わりました。 プロ野球選手として、ホームラン王9度、3冠王、首位打者など、 すごい記録を残した名選手(野村克也)。 もともとすごいセンス(素質)のある人だと思っていたのですが。 実はその反対の、弱者の部類に入る期待されていない選手だった。 そんな野村克也が、どうやって一流の選手になれたのか。 この本には、その変化していく過程がくわしく書かれていました。
僕も同じ弱者なので、野村克也さんの考え方に共感しました。 失敗や負けから学び、成長すること。 そのためには、『鈍感になるな、感性を磨け』と野村は言う。 毎日、『自問自答』することだと。 自分は正しい努力をしているのか、日々、自分自身に 問いかけることを忘れるなと。
あらためて、学び続けることの大切さに気づいた僕です。
あとがき 20代前半の頃、大阪球場へ南海ホークスが好きな女友達 といっしょに、僕はたまにナイターの試合を観に行ってました。 入るのは、いつもライトスタンド側の外野席。 球場はいつもガラガラでした。 適当にベンチに座って、ビールを飲みながら試合を見ていました。 いっしょに試合を見ていた女性は、恋愛感情もない女友達。 もうその女性とは、30年以上会っていない。 どうしているかな。
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by cafe_delmar
| 2019-01-16 09:45
| デルマー前:波情報
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