おだやかな海が続いています。
お知らせ
29日（土曜）は、あおや夏祭りイベント出店のため、
カフェの営業は14時までです。
関西から、SUPレンタルのお客さんが来てくれました。ビーチ（井手が浜）は人も少なく、貸し切りに近い様子。
Kさんの話を聞いて、数年ぶりに再読しました。
僕は小学生のころ、プロレスに夢中になった。
毎週、テレビで見る猪木の試合が楽しみだった。
試合には必ず悪役レスラーが出てきては、
ヒーロー役の猪木を痛めつけた。
僕はそんな悪役レスラーたちを、本気で嫌いになった。
まだ小学5年生の僕には、悪役をやる人がいないと
お客さんが喜んでくれないことを知らなかった。
僕の好きな作家の一人、中島らも。
彼の短編「お父さんのバックドロップ」
実在したプロレスラー、上田馬之助をモデルに書いた
短編小説だ。
「マスター、ブログに書いていた中島らもの
上田馬之助の話、
俺も読んでいたんですよ」
そう僕に話してくれたのは、70代のサーファーKさん。
らもさんの小説を読んでいた人に出会うのは、
10年に一度あるかないかだ。
そんな奇跡のような縁があるKさんと、お店のカウンターで
夕食を取りながら、上田馬之助の生き方の話で盛り上がった。
（実際の馬之助は、子供の施設慰問を続けたり、
ボランティアを積極的に行っていた善人だった。）
小説の中の上田馬之助の名前は、下田牛之助。
牛之助が、小学生の息子に語り掛ける。
「たとえばギャング映画を作るのにだな、
出る役者みんなが善玉の役をやりたいといいだしたら、
どうなる？
映画ができないだろ。
お客さんが楽しんでみてくれるものにするためには、
そういう、そんな役回りをする人間が必要なんだ」
そう息子に伝えても、小学生のこどもには、
大人の仕事の事情は分からなかった。
「お父さんは、尊敬できない。
お父さんのようにはなりたくない」
そう言われた牛之助は寂しかっただろうな。
家族との生活を守るために、悪役で活躍する
しかなかった下田牛之助。
現実の上田馬之助も、見事に悪役レスラーを演じきった。
家族を守るために、誰も引き受けようとはしない役をするのが
世の中のお父さんたちだと、らもさんの小説は教えてくれた。
あとがき
もうすでに亡くなっている二人。
中島らもと上田馬之助のご冥福をお祈りいたします。
LINE@の友だち登録、お待ちしています。
お店は朝9時50分から営業です。
ラストオーダーは、18時30分です。
（夜の食事、予約できます）
(定休日：月曜日)祝日の場合は営業します。カレーライスとタコライスがおいしいお店！
☆大人のサーフィンスクール、
ひとりでも受付しています、気軽にどうぞ。
(2日前までの予約制です)スクールのときは
温水シャワーが無料で使えます。波がないときは、
無料キャンセルできます。
また、波が高いときは危険なため、中止します。
１１月中旬までの開催です。
サーフィンスクールは40歳以上の方、大歓迎。
２０２３年は、４月末からスタートの予定です。
レンタルボード＆レンタル・ウエットスーツもあります。
ウエットは、子供用から体重９０キロの人までのサイズ、
対応できます。
レンタルは、朝7時30分からでも予約できます。
（前日までに予約の方は）
(ロングボード・ファンボード・ショートあります）
リーシュ、サーフＷＡＸ、ビーチサンダル、日焼け止めも置いています。
SURFING Rental surfboard
B & B
☆ＳＵＰ（スタンドアップ・パドルボード）レンタルもあります。
（波が高いときや風が強いときは、危険な為お貸しできません）
☆ペンションは一組限定、和室で4人まで
お泊りできます。
