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ギャングの町から生まれたプロサーファー
6:00am・・・今日の波/フラット・くもり
        (本日、カフェデルマーの定休日です)

今年から、WCTのワールドツアーをまわり、2勝目をあげた、アメリカ生まれのメキシコ人。
ボビーマルチネス。
彼はまだ23歳ながら、自分が生まれ育ったギャングの多い下町で、
数年前から、夏になると、地元の子供たちを集めて、サーフキャンプを実施している。
なぜ、彼がサーフキャンプをやっているかと言うと、ギャングになる子供たちが多い地元の
生活以外にも、生きる道があることをサーフィンを通して、子供たちに教えたいから。
まだ若い一人のプロサーファーが、自分の地元の子供たちのために、
自分の成功を還元していると言うか、分かち合っている。
プロになり、お金が出来たことにより、その成功を自分だけじゃなく、
他の子供達のためになることにも使っている。

こんなサーファー、日本にいるかな?
サーフィンの技術ばかり教える人は多いけど。
ビーチにゴミを捨てないことや、生きかたを教えている人って、日本のプロサーファーや、
サーフィンでビジネスをしている人でどれくらいいるのだろう。

ぼくは、このボビーの記事が載っている雑誌FLOWを読んで、自分の成功を
分かち合うことが出来る人が本当の成功者だと思った。
しかし、世界のプロサーファーは、他にも、子供たちのためにサーフィンの大会をやってあげたり、
自分の地元の人たちのために奉仕している人が結構いる。
お金にならないことに、自分の時間を使って。
こういうことが出来る日本人が少ない。
まあ、自分も含めてだけど。
だから、ぼくも早く、ボビーと同じように他人の為に協力できるように、
まずは、自分が成功しなくては。

ボビーのことをもっと詳しく知りたい方は、FLOW 23号を読んでください。
サーフィン雑誌も、なかにはよい記事を書いている雑誌もありますよ。
by cafe_delmar | 2006-10-23 06:55 | デルマー前:波情報